■ 規格策定団体
CCITT、ITU-T
CCITT(Comit'e Consultatif International
T'el'eraphique et T'el'ephonique[仏語] 国際電信電話諮問委員会)。通信技術の規格を検討、制定してきた団体。現在はITU(International
Telecommunication Union 国際電気通信連合)のTSS(Telecommunications Standardization
Sector 電気通信標準化部門)に引き継がれ、CCITTの各種勧告はITU-T勧告となっています。代表的なものに、Vシリーズ、Xシリーズインターフェースがあります。
ITUホームページ http://www.itu.int/
ISO
ISO(International Organization for
Standardization 国際標準化機構)。全世界の様々な分野の規格を統一、標準化する団体。分野ごとに、数段階の検討を経て国際標準(IS
International Standard)なります。電気情報分野は、電気通信部門であるISO/IEC(International
Electrotechnical Commission 国際電気標準会議)が担当してします。またITU、EIA、ANSIなどの各種団体とも協調して、規格の制定を行います。非常に強い影響力を持っています。
ISOホームページ http://www.iso.org/
IEEE
IEEE(the Institute of Electrical
and Electronics Engineers 米国電気電子技術者協会)。電気通信情報分野の様々な規格を検討、制定する団体。米国電子学会と無線学会が母体となっています。代表的なものに、IEEE802シリーズ、
IEEE1284、IEEE1394などがあります。国際標準規格において強い影響力をもっています。
IEEEホームページ http://www.ieee.org/
ANSI
ANSI(American National Standards Institute
米国規格協会)。ANSI自身は規格策定は行わず、アメリカ国内の各種団体の規格策定を援助し、承認する団体。代表的なものに
SCSI、C/C++言語等があります。国際標準規格において強い影響力を持っています。
ANSIホームページ http://www.ansi.org/
EIA
EIA(Electronics Industries Association
米国電子工業会)。アメリカの電気機器等の規格を検討、制定する団体。数多くの規格を制定し、代表的なものに、
RS-232C、
RS-422、
RS-485等があります。
EIAホームページ http://www.eia.org/
JIS
工業標準化法にもとづいてJISC(Japanese Industrial
Standard Committee 日本工業標準調査会)が検討、制定する規格。工業分野に、約9000近くの規格があり、5年ごとに規格の再検討を行っています。様々な独自規格がありますが、最近ではISO等と協調して国際標準規格との互換性を重視しています。
JISCホームページ http://www.jisc.org/
IrDA
IrDA (Infrared Data Association 赤外線通信協会)。IrDA規格は主に最高通信速度115.2KbpsのIrDA1.0と最高通信速度4MbpsのIrDA1.1および低消費電力版のIrDA1.2などがあります。ノートパソコンや携帯電話などで赤外線を利用した近距離のデータ通信を行なうための規格です。
IrDAホームページ http://www.irda.org/