PRODUCT / 商品情報

マルチプロトコルアナライザー

LE-2500XR(V2)

アナログロガーにもなる
小型・軽量の電池駆動ポータブル通信アナライザー

RS-232C、RS-422/485、TTL/UART/I2C/SPI標準対応

概要
詳細
スペック
オプション
ダウンロード

プロアナとアナログロガーの1台2役

RS-232C、RS-422/485、TTLの通信解析や車載通信規格CAN FDやCXPIのテストなどにも拡張可能な高性能な通信プロトコルアナライザーと、開発シーンで利用頻度の高いアナログロガーを切り替えて利用できます。
[SHIFT]キーと[1]キーを押しながら電源を投入すれば、以降、アナログロガーとして利用でき、通信プロトコルアナライザー機能に戻したい時は[SHIFT]キーと[0]キーを押しながら電源を投入するだけです。

通信プロトコルアナライザーとして

調歩同期通信だけでなくHDLCやSPI、I2Cなど多くの通信規格に対応でき、通信モニターデータは、ラインステート信号表示やエラーデータ表示などがカラー別に4.3インチカラー液晶ディスプレイに表示できるため、視覚的にも確認しやすくなっています。

<正常データのモニター画面例>

<エラーを含むモニター画面例>

この画面のパリティエラーデータは、テストデータの一部をパリティエラーにして送信する機能を利用しています。

<ラインステート表示例>

<ロジアナ表示例>

タイムスタンプ表示

日付時刻単位「年/月/日 時:分」,「月/日 時:分:秒」,「日 時:分:秒.10m秒」などを指定可能

アイドルタイム表示

時間分解能100m秒,10m秒,1m秒を指定可能

エラーや特殊データの表示

アナログロガーとして

別売りのアナログ信号測定用拡張ポッドOP-8AH / OP-8AT をアナライザーに接続することで、アナライザーを本格的なアナログ計測器としても使用できるようになります
高速高電圧アナログ計測ポッド「OP-8AH」では、最大±60Vの電圧を最速16ksps (62.5µ秒周期)で8点測定できます。 入力レンジは±60V、±30V、±16V、±8V、±4V。
高精度・温度測定用アナログポッド「OP-8AT」では、チャンネル間350V絶縁仕様のアナログ入力を8点備え、グランド電位の異なるアナログ信号を測定できます。熱電対を接続すれば温度も計測可能。採用レンジ100mVで微小信号の測定にも適しています。入力レンジは±30V、±10V、±1V、±100mV、0-20mA、温度(熱電対)。

<アナログ数値表示画面(OP-8AH)>

<グラフ表示画面(OP-8AH)>

<アナログ数値表示画面(OP-8AT)>

<グラフ表示画面(OP-8AT)>

静電容量式タッチパネルと物理キースイッチのハイブリッド操作

静電容量タッチパネルによりスマートフォンのように直感的なタッチ選択やスワイプ操作が可能です。手袋着用時を考慮してキースイッチ操作にも対応。旧モデルと類似したキー操作がショートカットキー操作として利用できます。

スワイプ操作で通信ラインモニターデータを上下左右にスクロール

 

画面に表示されたフルキーボードのタッチ操作で効率的なテキスト入力

ショートカットキー操作の例

[MENU]、[0] … 基本的な通信条件設定画面(コンフィグレーション画面)
[MENU]、[2] … トリガー設定サマリー画面
[MENU]、[4] … 波形モニター設定画面
[MENU]、[9] … 送信データテーブル選択画面

キー操作が便利な機能

通信テストデータをキーに割り当てておき、テスト対象機器の通信応答を画面で確認しながら、キー操作によりテストデータを送信するMANUALシミュレーションモードではモニター表示画面が広く使えるキー操作が利用できます。

<LE-2500XR(V2)の実行例>

<LE-110SAの実行例>

操作キーを画面に表示している間、送受信データを確認できるエリアが狭くなります。

マルチ通信プロトコル、マルチ通信インターフェース対応

1台でRS-232C、RS-422/485、およびTTL(1.8V~5V系)信号レベルのUART通信、I2C、SPIの計測が可能です。X.20/21やV.35などのレガシーポートやカレントループ通信、CAN、CAN FD、LIN、CXPI等の車載通信に計測機能を拡張する豊富なオプションが用意されています。


TTL計測ポートは外部トリガー入出力が可能

1.8V/2.5V/3.3V/5V信号レベルのUART通信、I2C、SPIの計測および外部計測器と連携した計測に利用できる外部トリガー入出力端子が割り当てられています。

<利用イメージ>
<インターフェース設定画面>
<TTL計測ポート>


※ 1: 2.54mm ピッチ、HIF3FC-10PA-2.54DS(71) ヒロセ電機 相当
※ 2: シミュレーション時は出力、但し、SPI スレーブ時はSS とSCKは入力
※ 3: シミュレーション時、TTL ポートの設定電圧を出力(最大30mA)

<5線TTLプローブ(LE-5LS)1個付属>

RS-422/485計測ポートは着脱式端子台を採用

RS-422/485ケーブルをダイレクトに接続でき、着脱式のためアナライザーを一時的にモニター回線から切り離す時、ネジ止めの手間を省けます。

<RS-422/485インターフェース設定画面>
<RS-485接続イメージ>

DSUB9ピンとDSUB25ピンのRS-232Cに標準対応

RS-232C計測ポートは送受信同期クロック信号が配置されたDSUB25ピンを採用。DSUB25ピン用モニターケーブルとDSUB25ピン-9ピン変換アダプタとDSUB9ピン用モニターケーブルを付属しているので、DSUB25ピンとDSUB9ピンのRS-232C機器どちらにも接続できます。

<ラインモニター時の接続イメージ>

拡張セットで用途が広がります

ハードウェア仕様の異なる通信規格にも計測ボートの交換やオプションケーブルの追加で対応できます。
また、HDLCやSPIの最高計測速度を半二重10Mbps、全二重5Mbpsまで高速化する拡張ファームウェアも用意されています。

通信計測対象 オプション型番 写真
CAN FD/CAN/CXPI OP-SB7XC
CAN FD/CAN/LIN OP-SB7XL
アナログ計測(高速高電圧) OP-8AH
アナログ計測(高精度・温度測定) OP-8AT
カレントループ通信 OP-SB1C
USART(TTL同期通信) OP-SB5GL
RS-530 OP-SB10N
X.20/21 OP-SB10NLE-25Y15
RS-449 OP-SB10NLE-25Y37
V.35 OP-SB10NLE-25M34

通信プロトコルに応じた多彩なラインモニター表示

レガシーから現在までのASYNC調歩同期通信に柔軟に対応

スタートビット、データビット(5~8ビット)、パリティビット(なし、奇数、偶数、マーク、スペース、マルチプロセッサビット定義MP)、ストップビット(1,2ビット)で1データが構成される調歩同期通信の観測テストが可能です。レガシープロトコルのMSBファースト転送も選択でき、ASYNC-PPPプロトコルではフラグ文字のサプレス(取り除き)指定にも対応しています。

キャラクタ同期通信やHDLCなどのビット同期通信

SYNCキャラクタで同期するBSC通信やフラグビットで同期するHDLC/SDLCの計測が可能です。BCC/FCS(ブロックチェックコード/フレームチェックシーケンス)の判定やHDLCアドレスフィルタにも対応。NRZ、NRZI、FM0、FM1のデータ変調フォーマットが選択できます。

TTLレベル通信のI2CやSPIを手軽に観測

センサーモジュールやAD変換ICやメモリーICなどで利用されるI2CやSPI通信を簡単にモニターできます。また、マスター側/スレーブ側になって送受信テストが可能です。

<I2Cモニター表示例>

<SPIモニター表示例>

ロジアナ解析と信号電圧測定

最高20n秒の時間分解能で通信ラインのタイミングを測定できるロジアナ機能を標準装備。テスターがあたりにくいRS-232C信号およびTTLの電圧振幅を測定する機能も装備しています。

<タイミング波形表示(ロジアナ表示)例>

<RS-232C信号電圧の表示例>

Mega Speed 計測、有効数字4桁で任意速度を設定可能

最高1.000Mbpsまでの半二重/全二重通信のラインモニター、シミュレーション送信テスト、BERT計測に対応。高精度DPLL回路を搭載しており、有効数字4桁で50bps~1.000Mbpsの任意の通信速度(ボーレート)を送受信別々に設定できます。このため、特殊な通信速度の機器にも対応でき、また、故意に少しずらした通信速度のテストデータを本機から送信してテスト対象機器の速度マージンを評価することもできます。

※:ファームウェア Ver.1.04 以降から、半二重通信の場合や送受信同時に大容量 データが流れない回線の場合は最大1.544Mbpsに対応できるようになりました。

<通信スピード設定画面>

<任意の通信速度の設定例>

AUTO SAVE 長時間記録

オートセーブ機能を利用すれば、通信データをSDHCカードまたはUSBメモリーに長時間連続して自動保存できます。指定サイズの複数の通信ログファイル(#nnnnnnn.DT:nは保存順の連番)に保存されるので、通信障害が発生した時間帯のファイルのタイムスタンプから障害発生前後の通信ログを絞り込めます。

突然の電池切れでも通信計測ファイルを確実に記録

従来モデルでは通信ログファイルの記録中に電源が切れると、そのファイルが破損して通信データが解析できなくなることがありました。本モデルは、バスパワーが停電になり、その後、内蔵電池が切れても、その時点までの通信状況を確実にファイルに保存できるようになりました。

: 極端に消耗した電池を使用した場合は電池切れ直前のファイル保護処理が間に合わずファイルが破損する場合があります。
<ストレージデバイスの容量と記録時間の目安>

通信速度※1 本体メモリーのみ 8Gバイト品を使用※2 32Gバイト品を使用※2
9600bps 約6時間 約20日間 約80日間
115.2Kbps 約28分 約37時間 約6.5日間
1Mbps 約200秒 約5時間 約20時間
※1: 1Kバイトのデータが1m秒間隔で全二重伝送される場合。送受信データはキャプチャ毎に4バイトのメモリーを消費します。
※2: ストレージデバイスは別売のSD-8GX, SD-32GXを使用
SDカードやUSBメモリーに
データ記録
外部メモリー
最大32GB
オプションのSDカード
(SD-32GX)
または市販の
USBメモリーに対応

通信ログファイルの上書きを防止できるモードを追加

指定されたファイル数まで通信ログファイルを記録したら、最もファイル番号の小さい通信ログファイルを削除して新たな通信ログファイルに通信データをエンドレス記録していく再記録モード(既存の通信ログファイルを削除してから計測開始)と追記モード(既存の通信ログファイルの続きから計測開始)に加え、指定ファイル数まで通信ログファイルを記録後に測定を自動停止するMAX停止モードが追加されました。

<自動保存AutoSave設定画面>

無人測定に便利なAUTO RUN 自動測定機能

測定開始と終了の日付時刻を指定することで、指定期間を自動計測可能です。
本機の電源がオフの状態から電源投入(USBバスパワー給電の開始)と連動して測定を開始することもできるので、設備の電源投入と連動して測定を始め、指定の日付時刻に測定を自動的に終了させるような使い方も可能です。

<自動測定Auto RUN設定例>

この画面の設定では、毎日 12:30 に測定を開始して 13:00 で測定が自動的に終了します。

4モードのシミュレーション機能

テスト対象機器の通信相手となって送受信テストを行う4モードのシミュレーション機能を標準装備しています。

<シミュレーション時の接続イメージ(RS-422)>

<シミュレーション時の接続イメージ(I2C)>

■MANUALモード

10グループの[0]~[F]の送信データテーブルに登録したテストデータを[0]~[F]キーを押して送信できます。開発対象器からの応答をモニター画面で確認しながら、キー操作により簡単に通信手順をテストできるモードです。

■FLOWモード

調歩同期通信のX-on/offまたはRTS-CTSなどのフロー制御手順を送信側または受信側となってシミュレーションするモードです。テスト対象機器が送信中断要求に対して正しく動作しているかなどを確認できます。

■ECHOモード

受信データを本機内部で折り返して返送するモードです。エコーバックモードの端末との通信テストやBERTループバック点として利用できます。

■POLLINGモード

マルチドロップ(1:N接続)のポーリング通信手順におけるスレーブ側またはマスター側となってシミュレーションするモードです。プログラムを作成することなくエラーチェック処理を含む手順をテストできます。

専用機に匹敵するBERT機能を装備

ITU-T 勧告 G. 821 準拠のパラメータで通信エラー率を計測でき、通信回線の品質の評価や障害点の切り分けが可能なビットエラーレイトテスト機能を標準装備しています。

<ループバックテストの接続イメージ>

<対向テストの接続イメージ>

<BERT 設定画面>

<BERT 実行画面>


パソコン連携で計測データをフル活用

PCリンクソフトを付属

付属のPCリンクソフトLE-PC300R(ライト)を利用して、計測データをお手持ちのパソコンで活用できます。
>> PCリンクソフト LE-PC300R

■オフラインでデータ表示・テキスト変換

計測データファイルが保存されたSDHCカードやUSBメモリーをパソコンに接続して、パソコン上でデータファイルを複数同時に開いて表示したり、テキスト/CSV変換したりすることできます。もちろん、別部署からメールで送られてきたデータファイルも解析できます。




>> テキスト変換例
>> CSV変換例

■リモート接続して計測データをPCに記録

USBまたはWi-Fiでパソコンと接続すれば、パソコンから通信アナライザーのリモートコントロールや通信アナライザーの計測データをパソコンでリモートモニターすることができます。Wi-Fi接続時は、外部Wi-Fiアクセスポイント経由して接続する時はステーションモード、本機がW-Fiアクセスポイントとなり直接接続する時はアクセスポイントモードを選択できます。

<ステーションモードの利用イメージ>

PCリンクソフトをインストールした1台のパソコンから複数のアナライザーを同時にコントロールできます。外部Wi-FiアクセスポイントとLAN接続されたディスクトップパソコンからもリンク可能です。

<アクセスポイントモードの利用イメージ>

パソコンとアナライザーが1:1の接続になりますが、外部Wi-Fiアクセスポイントが利用できない時に便利です。

: Wi-Fi機能を利用できるのは日本、アメリカ、カナダ、RE 指令(2014/53/EU)適合を条件に利用可能となるEU加盟国のみです。



測定を継続したまま通信ログファイルを取得

ラインアイのホームページから無償でダウンロードできるLE ファイルダウンローダー(lefiledownload.exe)を使えば、本機とパソコンをWi-Fiで接続して、ストレージデバイスにオートセーブ機能が自動保存した通信ログファイルをパソコンに取り込むことができます。取り込んだ通信ログファイルはPCリンクソフトで開いて表示して解析できます。

: オートセーブ機能が保存中の通信ログファイルはダウンロードできません。

LEファイルダウンローダーはAndroid版も提供しており、WiFi経由で取得したデータをメールで送信できます。
GooglePlay より入手してください。

本体ファームウェアのアップデート

新機能追加や改良された最新ファームウェアは弊社ホームページに掲載されます。お手持ちのパソコンにダウンロードしていただければ、USBケーブル経由で簡単に最新状態に書き換えできます。

計測効率をアップする機能を満載

モニター条件自動設定機能

受信した通信データを解析して、通信速度、キャラクタ・フレミング、データコード、同期キャラクタ、BCC/FCS等の基本的な測定条件を自動設定します。

 自動設定はASYNC、SYNC/BSC、HDLC/SDLCのみ可能。通信データ量が少ない場合やエラーを多く含む場合は正しく設定できないことがあります。
 自動設定の最高速度は460.8kbpsです。
<モニター条件自動設定 開始指定>
<モニター条件自動設定 条件決定画面>

外部トリガー対応のトリガー機能

特定データの送受信等の条件と条件成立後の計測動作を4組まで指定できるトリガー機能。通信システムに多い間欠障害の解明に威力を発揮します。あるトリガー条件の成立動作として、別のトリガー条件を有効化する指定も可能なため、シーケンス的な条件判定が伴う複雑な事象を確実に捉えます。外部トリガー入出力を利用して、外部装置の接点やオシロスコープなどの外部計測器と連動した応用が可能です。

<トリガー条件設定例>
<トリガー動作設定例>
<トリガー設定サマリー画面>

スイッチがオン(外部トリガー入力がL) になったら文字列ABCを送信、その応答として文字列123を受信したらオシロスコープにトリガー信号(外部トリガー出力2)を供給する時
トリガー0 と1を有効にして、いずれの要因にもラインステートの外部トリガー入力0を設定、トリガー0の動作にトリガー2を有効化、トリガー1の動作にはデータ送信を設定。トリガー2の要因には文字列123の検出、トリガー2の動作にはOT2パルス出力を設定します。
シミュレーションのMANUAL モードにして、送信データテーブルに文字列ABC を登録しておきます。

オフライン解析・データ検索

測定したデータは、画面をスワイプして自由にスクロール表示可能。直目するデータをマークしておき、表示をスクロールした後にワンタッチでマーク位置に戻ることができます。強力な検索機能は、エラーデータや特定文字列、指定範囲のタイムスタンプデータなどを頭出し表示したり、計数したりすることができます。

<通信データ列 検索条件設定例>
<タイムスタンプ範囲 検索条件設定例>

自動バックアップ機能

100Mバイトのキャプチャメモリーとは別に電池でバックアップされたSRAMエリアを内蔵。測定終了時にこのSRAM エリアに測定データの最新部分約 512K バイト分が自動的にバックアップされ、電源投入時に自動的にキャプチャメモリーにロードされます。これにより電源を切っても測定データが消えなかった旧モデルと近い感覚で使用することできます。

スナップショットやテキスト形式で計測レポートを保存、印刷

[SHIFT]+[ESC]のキー操作で、計測結果や設定条件の画面表示イメージをスクリーンショットしてPNGファイルで保存可能。また、本機上で測定データの指定範囲をテキストファイルに変換してストレージデバイスに保存できるので、テスト結果のレポート作成に役立ちます。また、専用プリンターを接続すれば、測定データの指定範囲の連続プリントアウトや画面表示イメージのハードコピー印字も可能なため、現場での記録メモとして活用できます。

:テキスト保存や印刷機能は、アップデートファームウェア Version 1.05以降から対応

[ ハードコピー印字の利用イメージ ]

PC互換のファイル管理仕様

アナライザーの設定データや測定データをパソコンと互換性のあるFAT管理形式のファイルにしてSDHCカードまたはUSBメモリーに保存できます。もちろん、各モデル間でファイルの相互利用ができるので、現場のLE-2500XR(V2)で保存した計測データを開発部署のLE-3500XR(V2)で詳細に解析するといった利用方法も可能です。

  LE-8200(A)/LE-3500(XR(V2)/XR/R)/LE-2500(XR(V2)/XR/R)/LE-1500(R)間で計測データファイルは相互に利用できます。但し、上位機種で保存したファイルの下位機種での利用時、および新機種で保存したファイルの従来機種での利用時は、ファイルやデータの一部が利用できない場合があります。また、ファームウェアが異なる拡張オプションで保存したファイルはデータの互換性がないため利用できません。
<ファイル操作画面例>
<ファイル操作画面例>

ファイル操作対象のストレージデバイスを切り替えて、保存されたファイルの種類、名称、サイズ、作成日付時刻を確認できます。

ファイル種類 測定データ(.DT),トリガーセーブデータ(TG SAVEnn.DT),オートセーブデータ(#nnnnnnn.DT),設定データ(.SU)
ファイル操作 通常ファイル表示,指定タイプ別ファイルのフィルタ表示および並び替え表示,セーブ,ロード,削除

<ファイルフィルタ設定画面例>

たくさんのファイルが保存されている時は、ファイルフィルタ設定画面でファイル操作画面に表示させたいファイルの種類を指定できます。

この画面は2020年1月10日0:00から2020年2月25日23:59までにオートセーブ機能で自動保存されたファイルのみを表示させる設定を示しています。

バスパワー給電、リチウムイオン電池内蔵

マイクロUSBコネクタからバスパワー給電、内蔵のリチウムイオン電池への充電が可能。連続7時間の電池駆動ができるのでAC電源の取りにくい現場でも困りません。

<USB充電器接続>

<モバイルバッテリー接続>

市販の5V出力のモバイルバッテリーを利用して、さらに電池駆動時間を延長できます。
(13,000mAhのモバイルバッテリーなら連続30時間以上電池駆動が可能です)