TERM / 通信基本用語
HDLC (High-level Data Link Control) とは、IBM社が開発したSDLC(Synchronous Data Link Control)が元になっており、ISOによって標準化がされています。大量かつ、高速なデータ通信に対応しており、高能率で信頼性の高い伝送制御手順です。基本形データ伝送制御手順では、データはキャラクタの連続となりますが、HDLC手順では任意長のデータの伝送が可能なため、テキスト以外の多様なデータにも対応します。データはフレームという単位で送られ、相手の応答を待たずに連続して転送されます。また、誤り制御にBCCに比べ、より信頼性の高いCRC方式が使われます。任意のビットパターン伝送が可能で、分岐回線でも全二重通信ができます。
計測できる機種:「LE-8500X-RT」 、「LE-8500XR-RT」、「LE-8200A」、「LE-8200」、「LE-3500XR」、「LE-2500XR」、「LE-3500R」、「LE-2500R」、「LE-200PR」
高速HDLCを計測できる機種・オプション:「LE-8500X-RT」(オプション不要) 、「LE-8500XR-RT」(オプション不要)、「OP-FW12GA」「OP-FW12G」(LE-8200A/8200用)、「OP-FW10XR」(LE-3500XR用)、「OP-FW10R」(LE-3500R用)