TERM / 通信基本用語
調歩同期(Asynchronous)とは、パソコンのCOMポート(RS-232C)などで利用される最も一般的なデータ通信です。送受信のタイミングを合わせることから「調歩同期」と呼ばれていますが、同期信号を送るための制御信号線を持たないので、「非同期」とも呼ばれます。
調歩同期では、まずスタートビットを送り、その後キャラクタービット(7または8ビット)、最後にストップビットを送ります(パリティビットを含む場合もある)。データがないときにはストップビットを送り続けます。調歩同期は簡易な構造でデータの信頼性も高いですが、7または8ビットのキャラクタを送るごとにスタートビット、ストップビットを付加する必要があるので伝送効率が悪く、高速転送には適していません。同期方式では他にもキャラクタ同期、フレーム同期などがあります。インターフェースとしてはシリアル通信規格のRS-232C/RS-422/RS-485が使われます。
計測できる機種:「「LE-8500X-RT」 、「LE-8500XR-RT」、LE-8200A」、「LE-8200」、「LE-3500XR」、「LE-2500XR」、「LE-3500R」、「LE-2500R」、「LE-1500R」、「LE-200PR」、「LE-150PR」、「LE-110SA」、「LE-120SA」
RS-232C/422/485変換器:「SI-60/60F/65/65A/65FA/60Wi….など多数」