TERM / 通信基本用語
BSC (Binary Synchronous Communications)とは、IBMが開発したデータ伝送方式でISOによって標準化がされています。独立同期方式で同期(SYNC)をとり、基本形伝送制御符号(TCC Transmission Control Character)によって通信の制御を行います。ホストと端末が1対1での回線でつながれている場合はコンテンション方式、複数の端末が接続されている場合は、ポーリング方式、セレクティング方式などでデータリンクを確立します。また、通信異常時の損失を少なくするため、ブロックという単位に区切って伝送することもあります。JISでは、データの先頭にヘッダ(データの順番、優先度、伝送経路等の情報)を用いる場合の形式も定められています。誤り制御にはBCCが使われます。RS-232Cを用いる場合が多く、簡易通信処理装置として近距離情報伝達に利用されています。
計測できる機種:「LE-8500X-RT」 、「LE-8500XR-RT」、「LE-8200A」、「LE-8200」、「LE-3500XR」、「LE-2500XR」、「LE-3500R」、「LE-2500R」、「LE-200PR」