PRODUCT / 商品情報

○ 販売終了製品
後継機種 「LE-8500X-RT」はこちらをクリック
LM-5100RSは、ラップトップ型計測器LM−5000H80をマルチプロトコルアナライザーとして使用していただくための拡張ボードセットです。本ボードは最大80MBバイトの大容量バッファメモリーを標準で使用でき、99.9Kbps高速データ通信に対応。LM−5000H80ではフルキーボードを採用しているため、シミュレーション時のデータ入力やキー対応データの送出などが簡単にできます。また、モニター時は640×400ドットの大画面LCD(バックライト付き)で確認でき、解析等が効率的に行えます。
  オプション品を見る
  一覧・その他を見る
 
  マルチプロトコルアナライザとしてお使いいただくためには、LM−5100RS(拡張ボード)+LM−5000H80(ラインアイマルチ)の構成が必要です。また、拡張ボードを交換することで、ISDNアナライザー、SCSI−2アナライザとしてもお使いいただけます。
 
  【 大容量バッファメモリー 】
  バッファメモリーとして400Kバイトを利用可能。さらにLM−5000H80内蔵の80Mバイトのハードディスクをバッファメモリーとしても使えるため、長時間の連続測定も可能です。
   
  【 分解能1msのアイドル時間表示機能 】
 
通信データのアイドル(無通信)時間を1ms、10ms、100msの分解能で計測できます。このため、短時間の送受信データのレスポンスタイムや、データとインターフェース信号機のタイミング、長時間のタイムアウト発生状況などが一目でわかります。
   
  【 プロトコル翻訳表示機能 】
  X.25レベル2(フレームレベル)、レベル3(パケットレベル)をはじめ、BSC、DDXの各プロトコルを翻訳表示。さらに送受信データを訳表示できます。
 
● フレームレベル翻訳
 
● パケットレベル翻訳
   
  【 99.9Kbpsの高速データ通信に対応(任意の通信速度設定可能) 】
  BSC,PPPの各プロトコルを翻訳表示。通常表示との切換えもワンタッチで、観測、解析をスピードアップします。
 
調歩同期(非同期)通信、同期通信いずれも99.9Kbpsまでリアルタイムモニターを行えます。
また、有効数字3桁までの任意の通信速度が設定可能。様々な通信速度でのテストが可能です。
   
  【 タイムスタンプ/指定時刻オートRUN機能 】
  データを送受信したとき、その時刻を日・時・分、時・分・秒または分・秒・1/10秒の単位で記録・表示できます。また、夜間の無人測定などに便利な指定時刻オートRUN機能と併用すれば、長時間のモニターでも間欠障害の発生時刻が一目で分ります。
   
  【 マルチプロトコル解析機能と豊富なインターフェースオプション 】
  ASYNC、SYNC、BSC、HDLC(NRZ/NRZI)をはじめ、パケット通信(ITU-T X.25)など、さまざまなプロトコルでモニター/シミュレーションか可能です。インターフェースはRS−232Cを標準で装備しています。またオプションのインターフェースアダプタを使用することにより、カレントループRS−422、X.21、V.35、TTLの回線にも接続できます。
   
  【 通信速度任意設定機能 】
  送信、および受信の通信速度を個別に、有効数字3桁まで任意に設定できます。通信速度が微妙に違うような場合でも確実に対応でき、通信速度のマージンテストなども簡単に行えます。
   
  【 インターフェース信号のモニター解析機能 】
 
ラインの論理状態はLEDに表示されます。また、送受信データとともにRS、CS、DR、CDなどから任意の4信号線の論理をタイミング表示しながら、バッファに記録できます。アイドル時間表示機能と併用すれば、通信データとインターフェース信号線の変化タイミングを観測できます。
   
  【 ディレータイム測定機能 】
  ディレータイム測定機能では各信号線の遅延時間を0.1msの分解能で測定。モデムのRTS-CTS遅延時間設定などが簡単に調べられ、通信システムの異常動作時に問題となるハード/ソフト障害の切り分けが簡単にできます。
   
  【 通信条件自動設計機能 】
  通信ライン上のデータを解析して、通信速度やデータフレーミングを自動的に設定。通信条件がわからない回線のデータも的確にモニターできます。
   
  【 強力なトリガー機能 】
  トリガー条件と条件成立時の動作を6組まで指定可能。条件には特定のデータ列(最大16文字)や各種エラー発生時、インターフェース信号線の変化等を選択でき、条件成立時はモニターを自動停止したり、条件成立前後のデータをファイルとしてフロッピーディスクやLM−5000H80のハードディスクにセーブ/プリンターに印字などが可能です。また、トリガー条件を組み合わせて最大6レベルのシーケンシャルトリガーとしても利用できます。タイマー/カウンター機能と併用すれば、特定のデータやエラー発生回数の計数、送受信シーケンスの応答時間測定も可能です。
   
  【 統計解析機能 】
  特定のキャラクターやフレームの送受信回数、トリガー条件成立回数、ビットエラーテストの結果などを単位時間ごとに統計をとり、一覧表やグラフで表示します。
   
  【 最高115.2KbpsのBERT機能 】
  7モードのシミュレーションを標準装備。通信システム開発時、本ボードが通信相手となって任意のデータ(16種類、計8Kキャラクター分)を送信できます。送信データやシミュレーションプログラムは多機能エディターで簡単に設定できます。DTE/DCE切換え機能でインターフェースをDTE仕様かDCE仕様に簡単に切替えられるため、相手機器に依存せず付属のケーブルでシミュレーションできます。また、インターフェース信号線制御機能でRS、CS、CD、ERのON/OFFを、固定または指定時間にしたがって制御できます。
 
 MANUALモード
  キー対応データを手動で送出
  各キーを押すごとに対応するコードを送信したり、リターンキーを押すと同時に、それまでに押したキーに対応するデータを一斉に送信できます。また、送信データテーブルの内容をキーに割り付けたり、インターフェース信号のON/OFFもできます。
   
 MATCHモード
  トリガー条件成立時にデータ送出
  トリガー動作が"SEND"時、トリガー条件成立後、指定時間か経過すればデータを送信します。また特定データやエラーの受信後に応答処理を行えば、異常データ受信時やタイムアウト時の動作を確認できます。
   
 FLOW CONTROLモード
  フロー制御手順をシミュレーション
  本ボードが送信側または受信側になって、X−ON/X−OFFフロー制御や制御線ハンドシェークによるフロー制御をシミュレーションできます。
   
 MULTI POLLINGモード
  ポーリング通信手順をシミュレーション
  1:N通信でポーリングを行う際、本ボードをマスター側あるいはスレーブ側として動作。複雑なポーリング通信のテストが簡単になります。
   
 ECHO BACKモード
  受信データをそのまま返送
  受信データをビット単位、バイト単位、文字列単位でそのまま返送します。通信端末のテストやビットエラーテスト時のループバックポイントの設定に使います。
   
 BUFFERモード
  モニターデータをそのまま送出
  モニター時に取り込んだ送信または受信側のデータをそのまま出力。インターフェース信号の変化のタイミングも再現できるため、現場でモニターした通信と同じ状況をシミュレーションできます。
   
 PROGRAMモード
  メニュー選択型プログラムシミュレーション
  プログラムは、36種類の命令をメニュー選択方式で2000ステップまで作成でき、簡単かつ多様なシミュレーションを行えます。さらにHDLCのフレーム専用命令も用意されているため、送受信のシーケンステストなども簡単に行えます。作成したプログラムは最大24まで登録可能。
   
 
CCITT仕様の疑似ランダムテストパターンによる、72Kbpsまでのビットエラーテストが可能。ループバックテストや対向テストで、モデムなどを含めたデータ通信回線の品質評価や障害ポイントの切り分けを簡単に行えます。測定継続時間の設定やキー入力によるエラー挿入機能、測定結果の印字など、専用のビットエラー測定機なみの本格派。プログラムシミュレーションと併用すれば、モデムの各種ループバックテストを利用した測定もできます。
   
  【 ターミナルエミュレーション 】
  本ボードをVT−100準拠のターミナルとして使えます。また、ATコマンドにも対応しているため、モデムの接続や自動発信も可能です。
   
  【 オフライン解析機能 】
  バッファ内の多量のデータのなかから文字列やエラー、任意のタイムスタンプデータやアイドルタイムを、検索したり計数したりできます。さらにシーケンシャル検索機能で、複数の条件を設定して通信の異常シーケンスなども検索することが可能です。
   
  【 ファイル管理機能 】
  モニターしたデータはMS-DOSと互換性のあるファイルとしてハードディスクやフロッピーディスクに保存することが可能です。また設定条件もファイルとして保存できますので、いつでも同じ設定条件でモニター動作を行うことができます。
   
  【 バックライト付大型LCD採用 】
  プラットホームとなるラインアイマルチ(LM−5000H80)は640×400ドット STNLCD(白黒)を採用。高輝度、高効率のELバックライト付ですので、暗い場所でも見やすく、様々な環境でお使いいただけます。
   
  【 ラップトップ型キーボード採用 】
  プラットホームとなるラインアイマルチ(LM−5000H80)はラップトップ型キーボード(当社仕様)を採用。通信キャラクタなどもワンタッチで設定、送信が可能。小型軽量でありながら、優れた操作性を発揮します。
   
  【 プリントアウト 】
 
バッファ内データの任意の範囲をお手持ちのプリンターに設定情報と共に連続印字できます。また、本機がサポートするエスケープコードをもつプリンターであれば、画面のハードコピーも可能。データの記録や解析に活躍します。
画面ハードコピー対応プリンター
●専用プリンタ(DPU414)
●ESC/P 24−81コマンド対応プリンター
●PC−PR201Hプリンター