≫オンラインモニター/シミュレーション/ビットエラーレイトテスト機能を標準装備した小型軽量(B5サイズ 約940g)、電池駆動のプロトコルアナライザ。最高1Mbpsの通信回線を計測テストが可能です。また、長期間のロギングも可能です。
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外観図 |
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構成品 |
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Mega Speed 計測
最高1Mbps(半二重時)、500Kbps(全二重時)までの高速通信の計測テストができます。高精度DPLL回路搭載により、有効数字4桁まで任意の通信速度(ボーレート)に対応します。
| <通信スピード設定画面>
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Multi Protocol サポート
多くの通信規格(プロトコル)に標準対応
RS-232C(V.24)とRS-422/RS-485(RS-530)の計測インターフェースを標準装備。X.20/21、RS-499にも専用ケーブルのみで対応できます。
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<プロトコル設定画面>
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<インターフェース設定画面>
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拡張セットで用途が広がりますハードウェア仕様の異なる通信規格にも計測ボートの交換で対応できます。
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AUTO SAVE 長時間記録
メモリーカード
インターフェースを標準装備 |
適応メモリーカード
最大2GB |
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MC-2GCF
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オートセーブ機能で最大2Gバイト
(※)連続記録ができます。
モニター中のキャプチャーメモリーの内容を大容量CFカードに自動保存。指定ファイルサイズの計測ログとして連続保存され、カード容量範囲でリング記録されますので、原因不明の稀な通信障害の解明に役立ちます。
※メモリカードの注意
アナライザのファームウェアバージョンによって対応容量が異なります。
バージョン「V1.10」以降の場合、2Gバイトとなります。
バージョン「V1.04」以降の場合、1Gバイト(MC-1GCF)まで、それ以前は512Mバイト(MC-512CF)までの制限があります。
バージョンアップファームウェアは
ダウンロードより入手が可能です。
ロジアナ機能
ビット単位のタイミングトラブルを解決できます。
最高50n秒の時間分解能で通信ラインのタイミングをロジアナ表示。ハード的な問題点の究明だけでなく、通信規格書と照合しながらの教育用途にも最適です。
| <ロジアナ表示>
カーソル間を12マイクロ秒と測定しています。
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PC LINK パソコン連携
専用PCソフトで計測データをパソコンで活用
お手持ちのパソコンで計測データを利用可能。シリアルケーブル接続でパソコンのHDDに計測ログを記録
(*1)したり、メモリーカードの記録ログをパソコン上でTEXT形式などに変換
(*2)して活用できます。
*1:オプションのPCソフトが必要です。 →
LE-PC300G
*2:メモリーカードの保存データをテキスト変換するソフトウェア、アナライザーからのテキスト出力(印刷データ)を取り込むソフトウェアは標準で付属しています。
(*) LE-2200
オンラインモニター機能
通信回線に影響を与ることなく、通信データをキャプチャメモリーに記録すると共に、通信プロトコル(通信規格)に応じて判りやすく表示するオンラインモニター機能。通信データだけでなく、そのデータフレームが送受信された時刻(タイムスタンプ)や無通信時間(アイドルタイム)も記録されるので障害時刻やタイムアウト状況が確認できます。特定の通信条件を検出するトリガー機能やメモリーを効率利用できる特定アドレスフレームの選択記録機能も用意されています。
テスト状況に応じて、ビット送出順序や極性、NRZ/NRZI/FM0/FM1/4PPM等の変調フォーマットを選択でき、SYNコード省略やSDLC/HDLCアドレスフィルタ等で効率的な解析を支援します。
<生データ表示>
<プロトコル翻訳表示>
<PPP翻訳表示>
<タイミング表示>
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■ ラインステートLED
2色発光LEDで通信ライン状態をリアルタイム表示します。
■ オンラインモニターの接続例 |
タイムスタンプ計測
通信データフレームが送受信された日付時刻が記録されます。
アイドルタイム計測
通信データフレーム間の無通信時間を測定できます。
トリガー機能
特定データの送受信等の条件と条件成立後の計測動作を4組まで指定できるトリガー機能。通信システムに多い間欠障害の解明に威力を発揮します。あるトリガー条件の成立動作として、別のトリガー条件を有効化する指定も可能なため、シーケンス的な条件判定が伴う複雑な事象を確実に捉えます。
トリガー条件 |
■ 通信エラー(エラー種別を個別指定可)
■ 最大8文字の通信データ列
(ドントケア,ビットマスク指定可)
■ インターフェース信号線の論理状態
■ タイマー/カウンタ値の一致
■ 指定時間以上アイドルタイム
■ 外部トリガー入力 |
トリガー動作 |
■ ブザー鳴動
■ 測定記録の停止(オフセット指定可能)
■ メモリーカードにモニターデータをセーブ(範囲指定可能)
■ タイマー制御(スタート・ストップ・リスタート)
■ カウンタ制御(カウント・クリア)
■ トリガー条件の有効化
■ 指定文字列送信(MANUALシミュレーション時) |
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<トリガー設定サマリー画面>
<トリガー条件設定例>
<トリガー動作設定例>
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モニター条件自動設定機能
受信した通信データを解析して、通信速度、キャラクタ・フレミング、データコード、同期キャラクタ、BCC/FCS等の基本的な測定条件を自動設定します。
<モニター条件自動設定 サーチ画面>
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<モニター条件自動設定 条件設定画面>
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ディレータイム測定機能
ある信号状態が別の状態に変化するまでの最小・最大・平均時間(分解能0.1m秒)とその回数を測定可能。制御線RTS-CTS遅延解析などに役立ちます。
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<ディレータイム測定表示例>
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シミュレーション機能
テスト対象機器の通信相手となってプロトコルに従った送受信テストを行うシミュレーション機能。開発初期段階で相手機器が用意されていない場合でも実動作に近い状況でテストできます。
■ シミュレーション時の接続例
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弊社独自の「マニュアル(MANUAL)モード」で通信手順をステップ確認した後、メニュー選択式の簡単なプログラムを作成し、条件分岐を伴うより複雑な通信手順もテストできます。任意の通信速度を設定できるので、故意に少しずらした通信速度でマージン評価したり、パリティエラーのデータを混在させたテストデータでエラー応答処理を確認したりすることも可能です。
<制御線とデータ送信のタイミング>
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MANUALモード
操作キー[0]〜[F]に対応する送信テーブルの登録データを、各キーを押す毎にワンタッチ送信。開発機器からの応答をモニター機能で確認しながら、トリガー機能と併用して簡単に通信手順をテストできます。また、[SHIFT]と[0]〜[D]キーで対応する固定データを送信でき、[SHIFT]と[E]、[F]でRS/CSとER/CDの信号線をon/off可能です。 |
<送信テーブル設定画面>
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FLOWモード
送信側または受信側となり、X-on/offフロー制御や制御線ハンドシェークによるフロー制御をシミュレーション。送信モードでは送信開始から中断要求までの送信データ数を16回分表示でき、受信モードでは送信中断要求を出すまでの受信データ数と送信再開要求を出すまでの時間を指定できます。 |
<FLOW送信モード設定画面>
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ECHOモード
受信データを本機内部で折り返して返送。ディスプレイ端末や通信ターミナルのテストなどに利用します。
POLLINGモード
マルチドロップ(1:N接続)のポーリング通信手順におけるスレーブ側またはマスター側をシミュレーション。スレーブモードでは自局アドレスのフレーム受信回数とエラーの有無をチェックし指定データを応答し、マスターモードでは32種類のスレーブアドレス局に対してポーリングメッセージを送信し返信されるデータをスレーブ局毎に検査して表示します。 |
<ポーリング設定画面>
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BERT(ビットエラーレイトテスト)機能
ループバックや対向接続で通信回線の伝送品質を測定するBERT機能。ITU-T G.821勧告準拠の評価パラメータ(ビットエラー数、ブロックエラー数)を計測し、ビットエラー率等の評価や障害点の切り分けが可能です。豊富なテストパターンやビットエラーの強制挿入など、その機能は専用機に匹敵します。
<BERT設定画面>
ASYNCまたはSYNCモードで、測定期間(連続、受信ビット数、指定時間、リピート)やテストパターンを指定して評価可能です。
<BERT測定表示例>
測定を開始すると、リアルタイムで回線品質の測定結果を更新表示します。また、リピートモードを使用すれば、ある通信回線の指定時間ごとのビットエラー率の変化を知ることが出来ます。 |
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■ BERT(ビットエラーレイトテスト)時の接続例
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[BERT測定内容]
通信モード |
ASYNCモード,SYNCモードを選択可能 |
テストモード |
連続 (CONTINUE)、受信ビット数 (R-BIT)、指定時間(RUN TIME)、リピート |
パターン |
26-1,29-1,211-1,MARK,SPACE,ALT,DBL-ALT,
1in4, 1in8, 1in16, 3in24 |
計測内容 |
Savail |
: 有効計測秒 |
0〜9999999 |
R-Bit |
: 有効受信ビット数 |
0〜9999999〜9.99E9 |
E-Bit |
: ビットエラー数 |
0〜9999999〜9.99E9 |
Bit-ER |
: ビットエラー率 |
0〜9.99E−9〜1 |
E-Sec |
: エラー秒数 |
0〜9999 |
Loss |
: 同期はずれ回数 |
0〜9999 |
R-Blk |
: 有効受信ブロック数 |
0〜9999999〜9.99E9 |
E-Blk |
: ブロックエラー数 |
0〜9999999〜9.99E9 |
Blk-ER |
: ブロックエラー率 |
0〜9.99E−9〜1 |
%E.F.S |
: 正常動作率 |
0.000〜100.000% |
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簡単で使いやすいメニュー方式
従来モデルの操作方法を継承する明快なメニュー選択方式で、誰でも簡単に使いこなせます。 |
<トップメニュー画面>
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オフライン解析・データ検索
検索条件 |
通信エラー(エラー種別を個別指定可),最大8文字の通信データ列(ドントケア,ビットマスク指定可),指定時間以上アイドルタイム,指定時刻タイムスタンプ(ドントケア指定可),トリガー一致データ |
検索動作 |
頭出し表示,計数 |
測定したデータは、自由にスクロールやページングして表示可能。強力な検索機能は、特定データの頭出し表示や計数機能を備えます。
<検索条件設定例>
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ドントケア(*)を使って、この例のように10時30分00秒〜10時39分59秒のタイムスタンプデータを検査できます。 |
PC互換のファイル管理仕様
コンパクトフラッシュ等のメモリーカードにテスト条件やモニターデータ等の計測結果をパソコンと互換性のあるファイル管理方式で保存できます。もちろん、LE-7200/LE-3200/LE-2200/LE-1200間でファイルを互換利用できますので、現場のLE-2200で計測データをカードに保存し、事務所のLE-7200で詳細に解析するといった利用方法も可能です。
※LE-1100のメモリーカードは利用できません。
メモリーカードに保存されたファイルの種類、名称、サイズ、作成日付時刻を確認できます。 |
<ファイル操作画面例>
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ファイル種類 |
測定データ(.DT),トリガーセーブデータ(TG
SAVEnn.DT),オートセーブデータ(#nnnnnnn.DT),測定条件(.SU),シミュレーション用送信データ(.ST),シミュレーションプログラム(.SP) |
ファイル操作 |
通常ファイル表示,指定タイプ別ファイル表示,セーブ,ロード,削除,フォーマット |
たくさんのファイルが保存されている時は、ファイルフィルタ設定画面でファイル操作画面に表示させたいファイルの種類を指定できます。
この画面は2005年2月14日12:00から2005年2月14日20:59までのトリガーセーブデータのみを表示させる設定を示しています。 |
<ファイルフィルタ設定画面例>
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本体ファームウェアのアップデート
新機能追加や改良された最新ファームウェアは弊社ホームページに掲載されます。お手持ちのパソコンにダウンロードしていただければ、シリアルケーブル経由で簡単に最新状態に書き換えできます。
無人測定に便利なオート RUN/STOP機能
測定開始と終了の日付時刻を指定することで、指定期間を自動計測可能です。 |
<オートRUN設定例>
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多彩な印字フォーマット
計測データは必要な部分からの範囲指定で、お手持ちのプリンタに連続印字。また、専用プリンタなら、画面表示イメージのハードコピー印字やロジアナ波形の連続印字も可能です。 |
<プリントアウト設定画面>
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