CAN拡張セット
OP-SB7F
標準価格: \75,000 (税抜) 通信アナライザにセットして利用します。
適合機種: LE-7200/LE-3200/LE-2200
適合機種: LE-7200/LE-3200/LE-2200
○ 販売終了製品 後継機種「OP-SB7FX」
ダウンロード:アップデート
概要
OP-SB7FはCAN(2.0B)準拠した通信をモニター・シミュレーションするためのインターフェース拡張ボードセットです。測定ポートは2チャンネル装備しており、ポート毎にISO11898(High Speed)、ISO11519-2(Low Speed)を切り替えることができます。使用方法
拡張基板を計測器に装着後、付属のモニターケーブルを使用して、CANバスに接続します。ISO11891時の終端抵抗は拡張基板上のジャンパーピンで設定できます。ISO11891とISO11519-2の選択は計測器から行なっていただけます。モニター機能
標準フォーマット(11bit ID)、拡張フォーマット(29bit ID)に対応。ビットタイミングのカスタマイズも可能で、実際のCANバス状態に対応した測定ができます。測定データは1ms単位のタイムスタンプと同時記録されるので、不具合発生タイミングも容易に検出できます。また、IDフィルタを使用して効率的に解析を行なうことも可能です。<IDフィルタ設定画面> |
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<ビットタイミングカスタマイズ画面> |
<測定結果表示画面> |
トリガー機能
<トリガー設定画面>
特定のデータフレームやリモートフレームの受信など、ある条件と条件成立後の計測動作を4組までトリガー機能として使用できます。あるトリガー条件の成立動作として、別のトリガー条件を有効にするシーケンシャルトリガーとしても利用でき、間欠的な障害解析に威力を発揮します。
シミュレーション機能
標準フォーマット、拡張フォーマットのデータフレームやリモートフレームをワンタッチで送信できます。また、指定時間までに設定された値に、データを順次変化させながら送信することもできます。これらのシミュレーション機能は、CANバス機器やデバイスネット機器の開発に大変便利な機能です。<シミュレーション用送信テーブル画面(1)> |
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<シミュレーション用送信テーブル画面(2)> |
<シミュレーション用送信テーブル画面(3)> |
仕様
インターフェース | ISO11898準拠/ISO11519-2準拠(*1)DSUB9ピンコネクタ |
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CANトランシーバ | TJA1050/MAX3055相当 |
計測チャンネル数 | モニター: 2チャンネル, シミュレーション: 1チャンネル |
プロトコル | CAN,デバイスネット |
通信速度(bps) | 最大1Mbps (*2) |
機能 | モニター/シミュレーション |
タイムスタンプ記録 | 最小1m秒 |
構成品 | 専用拡張ボード,DB9モニターケーブルLE-009M1(2本)、ファームウェアCD |
*2:計測器本体の性能で制限を受けます。