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2024年 12月 10日
ツイストペア線で長距離伝送が可能な LAN⇔10BASE-T1L 変換器を開発
(株)ラインアイは、一般的なイーサーネットLANとIEEE803.cg規格の10BASE-T1Lを相互に変換する通信変換器(メディアコンバータ)を開発、発売開始いたします。
開発の背景
FA分野のDX化や工場のスマート化などに伴い、センサー情報の監視・分析やアクチュエータ制御などに、従来のフィールドバスからEthernetへの置き換えが進められています。一方で、Ethernetは、4芯2ペアや8芯4ペアのケーブルでの敷設が必要になり、ノード間が最大100mという制約が置き換えのネックとなることがありました。
商品の概要
このたび(株)ラインアイは、一般的なイーサーネット LAN を IEEE803.cg 規格の 10BASE-T1L に変換することで、1対(2線) のツイストペアケーブルを介した最大1000mのイーサネット通信が行える通信変換器(メディアコンバータ)「SI-T1L」を開発、商品化いたします。SI-T1Lは、難しい設定操作は必要なく、フィールドバス通信などで使用していた既設のツイストペアケーブル等が再利用でき、無線を利用する変換器のように電波の影響を受けないため、高い信頼性が要求される FA 用途に最適な製品です。
<SI-T1L>
<利用イメージ>
特徴
- Ethernetベースシステムの通信処理の変更が不要
- 1対(2線)ケーブルによる低コストな有線長距離伝送を提供
- ケーブルを接続するだけで特別設定が不要
- 外来ノイズに強く堅牢な金属筐体を採用
- 低消費電力、最大30VのワイドDC電源対応
- 35mmDINレール取付や磁石固定用オプションを用意
主な仕様
変換機能 | LAN(10BASE-T) ⇔ シングル・ペア・イーサネット(10BASE-T1L) | |
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LAN コネクタ | インターフェース | RJ-45 コネクタ Auto MDI/MDI-X 対応 | 規格 | 10BASE-T (Auto-Negotiation) IEEE 802.3u | トランス絶縁 | 1500V 絶縁 |
T1L 端子台 | インターフェース | 2 極 5.08mm ピッチ 押締型端子台 | 規格 | 10BASE-T1L IEEE 802.3cg | トランス絶縁 | 1500V 絶縁 |
状態表示LED | 電源/通信状態 表示 | |
電源 |
DC5 ~ 30V 無極性 最大 0.8W 付属AC アダプタ(入力AC100V, 50/60Hz) 使用時 2.5VA |
|
動作温度、湿度 | -20 ~ +55℃、5 ~ 95%RH | |
保存温度、湿度 | -25 ~ +75℃、5 ~ 95%RH | |
外形寸法、重量 | 65 (W) × 95 (D) × 24 (H) mm、200g | |
付属品 | AC アダプタ、取扱説明書、保証書 |
出荷開始
2025年1月
お問い合わせ先
本社、営業部 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163 E-Mail: こちら
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