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2022年3月1日
マルチプロトコルアナライザー LE-3500XR/LE-2500XR バージョンアップ(V1.04)のご案内
(株)ラインアイは、マルチプロトコルアナライザー LE-3500XR、LE-2500XR用の新ファームウェア(Version 1.04)を 3月1日より LINEEYEのホームページで公開致します。是非この機会に新ファームウェアへバージョンアップして、新機能をご利用くださいますようお願い致します。
バージョンアップの概要
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通信速度を高速化
計測受信処理の最適化により、設定可能な通信速度を大幅にアップしました。
LE-3500XR 従来2.048Mbps ⇒ 3.150Mbps
LE-2500XR 従来1.000Mbps ⇒ 1.544Mbps
RS-485のような半二重通信の場合や送受信同時に大容量データが流れない回線の場合は今回アップした最高速度まで計測テストが可能になります。 -
ロジアナ機能のサンプリングクロックを最大50MHzに高速化
従来、最高20MHzだったタイミング波形測定機能(ロジアナ機能)のサンプリングクロックを最高50MHzに高速化しました。これにより高速通信に僅かな時間差を詳細に波形解析可能になります。
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その他の改良およびマイナーバグ、不具合の修正
- TTLインターフェース選択時、タイミング波形測定機能の CTS信号に対するトリガー設定が DSR信号に対して設定されてしまう不具合を修正。
- RS-422/485インターフェース選択時、RTクロック信号がないのにRT LEDが点灯することがある不具合の修正。
- HDLCプロトコル設定時、アドレスフィルタの設定80h~FFhが効かず、全フレームを取り込んでしまう不具合を修正。
- SPIのマスターシミュレーション時、通信速度設定の 2 倍の速度でSPI_CLKが出力されていた不具合を修正。
- I2Cプロトコル時、トリガー機能のキャラクタ条件でスタート/ストップコンディションをフラグマークにより指定できるように修正。
- I2Cマスターシミュレーション時、IDLE 0 設定でリピート出力した際に不正な信号を出力してしまうことがある不具合を修正。
- Burstプロトコル設定時、Frame end time に設定した通りに通信フレームが区切られない不具合を修正。
- オートラン機能の待機中にオートパワーオフ機能が働くと電源が切れてしまう不具合を修正。
- 英語表示のマイナーバグを修正。
バージョンアップの方法
新ファームウェア一式はLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。
また、ファームウェアのバージョンアップに必要なファームウェア転送・更新ソフトLE8FIRM もLINEEYEのホームページからダウンロードできます。詳しいバージョンアップ方法は、LE8FIRM のダウンロードフォルダにあるテキストファイルをご覧ください。
お問い合わせ先
本社、技術開発部 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163 E-Mail: こちら
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