2013年 7月12日
LE-8200用CAN/LIN通信用拡張セット OP-SB87
ファームウェアバージョンアップ(Version 1.09)のご案内
(株)ラインアイは、プロトコルアナライザLE-8200用のCAN/LIN通信用拡張セット OP-SB87の新ファームウェア(V1.09)を 7月12日より LINEEYEのホームページで公開致します。
CANシミュレーション機能が強化されましたので、旧ファームウェアをご利用のお客様は是非この機会に新ファームウェア(V1.09)へバージョンアップして、新機能をご利用くださいますようお願い致します。
記
主なバージョンアップ内容
- CANシミュレーション用データを最大272種類までプリセットできるように改良。
従来、CANシミュレーション用データを最大16種類までしか登録できなかったため、多くの種類のデータフレームが流れるCANの通信をシミュレーションできない場合がありました。
今回、CANシミュレーション用データを登録するデータテーブル(16個)それぞれにサブテーブル(16個)を追加し、計272種類のテストデータが設定可能になりました。
従来のデータテーブルをメインテーブルとし、今回メインテーブル毎に追加された16個のサブテーブルと合わせた17個のテーブルを1グループとして、マニュアルシミュレーション時の1回のキー操作で、このグループを指定した送信が可能となります。
メインテーブル サブテーブル グループ Table 0 Table 0-0 Table 0-1 ··· Table 0-F Table 0グループ Table 1 Table 1-0 Table 1-1 ··· Table 1-F Table 1グループ : : : : : : Table F Table F-0 Table F-1 ··· Table F-F Table Fグループ
サブテーブルにはメインテーブルと同じ設定の他に「利用の有無(Use)」、と「遅延時間(Delay)」の設定が追加されており、設定により下記のような周期的な送信が可能となります。
(サブテーブルの初期値は全て「利用しない」設定となりますのでメインテーブルのみの送信となり従来通りご利用いただけます。)
CANシミュレーション
キー操作による起点従来のテーブル
データ(メイン)サブテーブル
データ遅延時間(Delay) - 1us,10us,100usタイムスタンプにてタイムスタンプが1周したときの差分表示が正しく表示されない不具合を修正。
バージョンアップの方法
新ファームウェア一式はLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。
また、ファームウェアのバージョンアップに必要なファームウェア転送・更新ソフトLE8FIRM もLINEEYEのホームページからダウンロードできます。詳しいバージョンアップ方法は、LE8FIRM のダウンロードフォルダにあるテキストファイルをご覧ください。
お問い合わせ先
本社、技術開発部 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163以上