TERM / 通信基本用語

■ CXPI

CXPI (Clock Extension Peripheral Interface)とは

サイドミラー・ドアロックなどのボディ制御では、ローコストで実現可能なLIN(Local Interconnect Network)が多く採用されてきました。しかしLINはシングルマスターによるスケジュールに基づく通信であるために、応答性に課題がありました。スイッチを押すとすぐに動作する必要のある部分ではLINの採用は困難な場合もあり、操作系(スイッチ)と照明(点灯・消灯)などは直接配線することが多いようでした。 そこでそれらの課題を解決するために国内(自動車技術会)で開発されたプロトコルがCXPI(Clock Extension Peripheral Interface)です。
通信は2線バスで行われ、通信速度の上限はLIN同様20Kbpsとなっています。CXPIの特徴は、LINの様にポーリングメッセージを待つだけでなく、マスターノード以外から通信を可能にすることでシステムのリアルタイム性を向上させました。 また転送できるレスポンスのデータ長を8バイトから256バイトに拡張し、より多くの情報を伝達できるようになりました。データの変調方式はPWMが採用され、各ノードのトランシーバーはビットごとに同期をあわせることが可能となっています。 フレームはPIDフィールドとそれに対するレスポンスフィールドで構成され、エラーチェックにはCRC方式が採用されました。このように、信頼性を高めながら、ローコスト、省配線を可能にするのがCXPIといわれています。