パラレルデータキャプチャユニット
SI-40LA2
LANタイプ
印刷データ(セントロニクス準拠パラレル)をLAN経由で取り込み
<パラレルインコネクタ側>
<パラレルアウトコネクタ側>
[ DINレール取付例 ]
■ブロック図
■動作例
- ディップスイッチ初期状態(全てOFF)では、パラレルINからのデータをLANに出力します。LANに送れない場合は、パラレル側の制御をビジーにします。
- ディップスイッチNO.5がONでは、パラレルINからのデータをパラレルOUTとLANに出力し、プリンタ又はLANに送れない場合、パラレル側の制御をビジーにします。
- ディップスイッチNO.5とNO.6がONでは、パラレルINからのデータをパラレルOUTとLANに出力します。LANに送れない場合でもプリンターへの制御を継続します。
(オーバーフローが発生する可能性があります。) - ディップスイッチNO.7がONでは、制御線などの情報を見ることができます。
(データと区別するため、独自のエスケープコードを使用します。)
■既存システムを運用しながら印字データを取り込み可能
出力装置からプリンタへ印字を継続しながら、そのデータを取り込める独自のスルーモードが用意されており、既存システムを運用しながらの利用が可能です。
■LANからプリンタに印刷出力 ※一般的なLAN-パラレル変換機ではありません。
一度パソコンに取り込んだ印字データをLAN経由でSI-40LA2に転送してパラレルポートから出力できます。パラレルプリンタによる印刷データファイルの再現印刷テストなどに利用できます。
この接続方法で利用できるのは、SI-40USやSI-40LAのキャプチャ機能でパソコンに取り込んだ印刷データファイルをそのまま出力する場合です。印刷データファイルのパソコンからSI-40LA2へのLAN出力は付属ソフトParallelCaputureを使ってお試しいただけます。
[ SI-40LA2でファイル化した検査結果の印字データを事務所で印字確認 ]
すぐに使えるユーティリティソフト「 ParallelCapture 」を添付
パラレルデータの取り込みとファイル化、ファイル化したパラレルデータのLAN出力などのSI-40LA2の基本機能をすぐに確認できるユーティリティソフトが標準添付されています。
[ 接続設定画面:SI-40LA2のIPアドレスとポート番号を指定して接続できます ]
[ ログ開始日時名で保存も可能 ]
デフォルトではファイル名「Capturedata.40d」で保存されますが『保存ファイル名を日時とします』にチェックを入れることで受信開始時の日時をファイル名として受信停止時に保存します。
[ パラレルデータ取り込み画面 ]
[ 取り込んだパラレルデータのHEX表示画面 ]
[ 制御線とSI-40LA2のID番号の読み取り ]
機能 | LAN経由でのパラレルデータの取り込み パラレルデータの生データ表示、HEXダンプ表示※1 SI-40LA2の機器IDおよびプリンタの制御線状態の表示 |
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動作環境 | LANポートのあるPC/AT互換機、 対応OS Windows® Vista/7/8(32/64bit) |
■複数箇所への設置や保守に便利なツール
複数箇所に同一型番のインターフェースコンバータを設置するときに便利な設定ツール SILANIOinit が用意されています。
本機内のXPortを出荷時の状態に戻す時にも利用できます。
[SILANIOinitの機能]
- ネットワーク上のインターフェースコンバータの検索とそのMACアドレスの表示
- インターフェースコンバータの設定(セットアップレコード)の読み込み保存
- 選択したインターフェースコンバータへ保存されているセットアップレコードの書き込み
- 選択したインターフェースコンバータへのIPアドレスの設定