インターフェースコンバータ

SI-35USB-2

USB⇔RS-422/485

信号絶縁 小型モデル

概要
詳細
スペック
オプション
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<従来機種より大幅に小型化>

■ブロック図

■外観図

3枚目以降はCADデータ画像となります。

■各部の説明

RS-422/485端子台

現場での配線作業が容易な5極押し締め型端子台です。

端子番号 名称 RS-422(全二重)※1 RS-485(半二重)※1
入出力※2 説明 入出力※2 説明
1 TR+ O 送信データ+ I/O 送受信データ+
2 TR- O 送信データ- I/O 送受信データ-
3 GND - 信号グランド※4 - 信号グランド※4
4 R+ I 受信データ+ - 使用不可※3
5 R- I 受信データ- - 使用不可※3
※1: ディップスイッチ(SW-B) により切り替えることができます。
※2: 本機から信号を出力する方向を“O”、本機へ入力する方向を“I”、双方向を“I/O” とします。
※3: 半二重モードのときは何も接続しないでください。
※4: デバイスの過電圧破損を防止するため機器間のGNDを接続することを推奨します。

 

ディップスイッチ SW-A

RS-422/485ドライバ制御方法や回線監視用内部タイマー値を設定できます。

SW1 SW2 SW3 内部タイマー
(μSEC)
Speed(bps)
OFF OFF OFF 1350 More9600
ON OFF OFF 677 More19200
OFF ON OFF 338 More38400
ON ON OFF 169 More76800
OFF OFF ON 85 More150K
ON OFF ON 42 More300K
OFF ON ON 43200 More300
ON ON ON 5400 More2400
SW4 OFF RS-422/485送信時のみドライバを
自動的にアクティブに制御(RS-485用)
ON 仮想COMポートのDTRまたはRTSが
アクティブの時、RS-422/485ドライバを
アクティブに制御(RS-422用)
SW5 OFF 仮想COMポートのDTRでRS-422/485
ドライバをアクティブに制御
ON 仮想COMポートのRTSでRS-422/485
ドライバをアクティブに制御

 

ディップスイッチ SW-B

RS-422/485の通信方式や終端抵抗を選択できます。

SW Function OFF ON
SW1 送信データのエコー受信 有り 無し
SW2 通信方式 半二重 全二重
SW3 TXD終端抵抗 Open 100Ω
SW4 RXD終端抵抗 Open 100Ω

■取付方法

据置や底面のM3ネジ穴を利用したネジ止めの他、別売りのDIN取付プレート(SI-DIN70)やDIN縦置き取付プレート(SI-DIN30S)を使って35mm DINレールに取り付け、壁取付金具(SI-WM1)を使っての前面からの壁固定が可能です。

■簡易通信テストソフトウェアを付属

パソコンのCOMポートまたは仮想COMポートからのデータ送受信や制御線のon/offや確認が簡単にできるWindows®版のソフトウェアが標準添付されています。

  • 300bpsから921.6Kbpsまでの代表的な通信速度と1Mbps,1.5Mbps,2Mbps,3Mbpsの設定が可能です。SI-USBシリーズでサポートされた最高速度の通信テストをお試しいただけます。
  • 制御線(RTS/DTR)のon/offと制御線(CTS/DCD/DSR)の状態表示が可能です。SI-35USB-2のドライバ制御や回線監視機能の確認にもご利用いただけます。
  • 最新バージョンは簡易的なループバックテストが可能になりました。

最新バージョンはこちら