インターフェースコンバータ

SI-10US

USB⇔カレントループ

信号絶縁 小型モデル

概要
詳細
スペック
オプション
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■ブロック図

■外観図

3枚目以降はCADデータ画像となります。

■各部の説明

カレントループ端子台

現場での配線作業が容易な4極押し締め型端子台です。

端子番号 名称 説明
1 SO カレントループ送信電流出力
2 SI カレントループ送信電流入力
3 RO カレントループ受信電流出力
4 RI カレントループ受信電流入力

 

スライドスイッチ(SW-B、SW-C)

本機のカレントループ仕様を受動型、能動型に切り替えることができます。

SW-B 説明
S PAS.側 本機のカレントループ送信部は受動(パッシブ)型となります
S ACT.側 本機のカレントループ送信部は能動(アクティブ)型となります
SW-C 説明
R PAS.側 本機のカレントループ受信部は受動(パッシブ)型となります
R ACT.側 本機のカレントループ受信部は能動(アクティブ)型となります
:   受動型時の電流範囲は10~60mAです。
能動型時の定電流源は、無負荷(オープン)時、約24Vです。

 

ディップスイッチ SW-A

ケーブル長や接続形態に応じた能動型選択時のカレントループ電流値を設定できます。

SW-A off on
No.1(送信SO電流) 20mA 40mA
No.2(受信RO電流) 20mA 40mA

 

ディップスイッチ SW-D

通信ループ電流ON/OFFに対する信号論理と送信中の受信の有効/無効を選択できます。
マルチポイント接続した時、自身の送信データをエコー受信するか、しないかは選べます。

SW-D off on
No.1 電流on時、回線はスペース状態 電流onで、回線はマーク状態
No.2 送信中の受信の有効 送信中の受信の無効(エコーキャンセル)

■接続例

一般的なカレントループ機器との1:1接続例
本機を能動型に設定
本機を受動型に設定

 

本機を4台使用したマルチポイント伝送の使用例

無通信時にループ電流が流れるように設定(SW-D No.1= ON)
主局 No.1 の送信回路を能動型、受信回路を受動型に設定
従局 No.2 ~ No.4 を受動型に設定

■取付方法

据置や底面のM3ネジ穴を利用したネジ止めの他、別売りのDIN取付プレート(SI-DIN70)やDIN縦置き取付プレート(SI-DIN30S)を使って35mm DINレールに取り付け、壁取付金具(SI-WM1)を使っての前面からの壁固定が可能です。

■簡易通信テストソフトウェアを付属

パソコンのCOMポートまたは仮想COMポートからのデータ送受信が簡単にできるWindows®版のソフトウェアが標準添付されています。簡易的なループバックテストも可能です。

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