PRODUCT / 商品情報

PC接続型 通信プロトコルアナライザー LE-150P
○ 販売終了製品
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パソコンに接続して使用する通信プロトコルアナライザーのエントリーモデルです。250kbpsまでの調歩同期通信に対応したラインモニター及び簡易シミュレーションの機能を装備しています。
HDDへの連続記録など、パソコンと連携した充実の機能を装備しながら、一人1台を実現する低価格を実現しました。

USBによる複数接続対応

複数のLE-150Pを接続して同時に使用できます。
USBによる複数接続対応 A、B間の通信データを計測する時の接続例

時間情報や制御線情報も同時記録

通信データはパソコンの大画面にわかりやすく表示されます。またオンラインモニター機能は、アイドルタイムやタイムスタンプや制御線変化を高精度に計測して、通信データと共に解析することも可能です。これらのデータはアナライザー本体で計測処理されているので、パソコンOSの負荷状況に影響されません。

[データのみの表示例]
データのみの表示例

[時間情報、制御線情報の表示例]
時間情報、制御線情報の表示例

非同期PPP通信に対応

ダイアルアップ接続で通信モジュールをネットワークに接続する時によく利用されるPPP(Point to Point Protocol)にも対応。新バージョン(V1.04)からPPPの翻訳表示もサポートされました。

[PPP通常表示画面]


[PPP翻訳表示画面]

最大250Kbps、任意の通信速度に対応

低速から高速まで任意のボーレートで解析可能※1。例えば、9648bpsのような設定で通信速度のマージンテストが行なえます。

※1:特許取得済みの任意ボーレート技術を利用しています
[データモニター設定画面]
データモニター設定画面

RS-232C/RS-422/RS-485を標準装備

利用頻度の高いRS-232Cや高速なRS-422/RS-485の計測インターフェースを標準装備。オプションのOP-5Mを利用することで、2.5V/3.3V/5V系のTTLレベル通信にも対応できます。
LE-5TB利用イメージ写真
LE-5TB利用イメージ写真
OP-5M利用イメージ写真
OP-5M利用イメージ写真
[計測インターフェース(DSUB25pin)の信号定義]
Pin 信号 Pin 信号
1 FG 9 +5VDC ※1
2 RS-232C   SD 10 RS-422    RXDB(+) ※2
3 RS-232C   RD 11 RS-422    RXDA(-) ※2
4 RS-232C   RS 18 RS-422/485 TXDB(+) / TR(+) ※2
5 RS-232C   CS 19 RS-422/485 TXDA(-) / TR(-) ※2
6 RS-232C   DR 20 RS-232C   ER
7 GND *2 22 RS-232C   CI
8 RS-232C   CD    
※1 OP-5Mなどのアダプタ接続時に電源を供給します。
※2 LE-5TB利用により端子台に取り出せます。
DSUB25pinコネクタの 9,10,11,18,19pin に6V以上の電源を割り当てられたRS-232C機器を付属のモニターケーブルで計測インターフェースに接続すると本機が故障する可能性がありますので、接続しないでください。

通信ログを最大8Gバイト連続記録

計測データをパソコンのハードディスクに連続保存しながら、リアルタイム表示します。指定した容量でエンドレスに連続記録できるので、原因不明の稀にしか発生しない通信障害の解明に役立ちます。
計測対象通信回線 指定容量1Gバイト時
(例:1Mバイト×1,000ファイル)
指定容量8Gバイト時
(例:8Mバイト×1,000ファイル)
9600bps 約60時間 約480時間
19200bps 約30時間 約240時間
230.4Kbps 約2.5時間 約20時間

目的とする通信事象を確実にキャッチ

[トリガー設定画面]
トリガー設定画面
特定条件と条件成立時の動作を4組まで指定できるトリガー機能により計測中に目的のデータを確実に捕獲。また、大量に記録された計測データ中から特定データを頭だし表示できる検索機能は解析時間を短縮します。

簡易シミュレーション機能を標準装備

受信データを確認しながら、事前に登録した送信データ(16種類、合計16Kバイト)をワンクリックで送信できる簡単操作のシミュレーション機能を装備しています。
[送信データ登録設定画面]
送信データ登録設定画面
[シミュレーション実行例]
シミュレーション実行例

小型・軽量・低消費電力設計

アルミ筺体と高密度6層基板の採用により、ノートパソコンと共に持ち運んでも苦にならない手帳サイズを実現。低消費電力設計のため、LE-150PはUSBバスパワーで動作可能です。
小型・軽量・低消費電力設計

進化できるFPGA計測ファームウェア

弊社ホームページから最新バージョンの解析ソフトと本体ファームウェアをダウンロードして更新でき、常に最新状態でご利用いただけます。

計測データを汎用データ形式に変換

通信ログファイルは、複数ファイルを一括指定してテキスト形式やCSV形式に変換でき、ワープロや表計算ソフトで活用できます。テキスト変換形式は、汎用検索ソフト等で解析することを考慮して、飾りガイドや時間データの削除、送信側または受信側のみの変換を指定できます。
[データ変換設定画面]
データ変換設定画面
[TEXT変換したフォーマットの例]
*=[LETCVT]======[2005-06-01 17:26:09]=*
* MONITOR DATA                        *
*  PROTOCOL: ASYNC                    *
*  S-SPEED : 38400   R-SPEED : 38400  *
*  CODE    : ASCII   CHAR BIT: 8      *
*  PARITY  : NONE    STOP BIT: 1      *
*  BCC     : CRC-16                   *
*                 PRINT CODE : ASCII  *
*=====================================*

SD:[ IDLE ][ IDLE ][ IDLE ][ TMSP ]024C494E45455945204C452D
   [ 0140 ][ 0005 ][ 0002 ][073055]SX L I N E E Y E   L E -
RD:                                 - - - - - - - - - - - -


SD:313530031F8D[ IDLE ][ IDLE ][ IDLE ][ TMSP ] - - - - - -
    1 5 0EX{}{}[ 0005 ][ 0003 ][ 0007 ][073072]
RD: - - - - - -                                025448452051
                                               SX T H E   Q

日本語と英語を自動切換え対応

日本語Windows®上では日本語表示、英語版Windows®上では英語表示に自動的に切り替わりますので、海外の開発拠点にも安心して導入いただけます。