（株）ラインアイは、マルチプロトコルアナライザー LE-8500X / LE-8600X シリーズ用の新ファームウェア（Version 1.14）をLINEEYEのホームページで公開致しました。是非この機会に新ファームウェアへバージョンアップして、新機能をご利用くださいますようお願い致します。

1. スライスキャプチャ機能の追加(LE-8600X/LE-8600XR)
   

   スライスキャプチャ機能はイーサネットフレームの先頭60 バイトのみをキャプチャすることで、高トラフィック時のキャプチャロスを低減し、キャプチャバッファや外部ストレージの使用量を節約できる機能です。また、機密情報を含むデータが流れる回線で使用した場合でも、ペイロード部分のほとんどが記録されないため、機密データの流出を防止することができます。

   オンラインモニター機能との比較

   ・オンラインモニター機能
   

   ・スライスキャプチャ機能
   

2. BERT機能の追加(LE-8500X/LE-8500XR/SB-GE2)
   

   BERT(Bit Error Rate Test)が行えるようになりました。テストパターンを用いてテスト対象のビットエラー率を計測します。

   ・BERT設定画面
   

   ・BERT計測画面
   

3. RCF2544機能の追加(LE-8500X/LE-8500XR/SB-GE2)
   

   　ネットワーク機器のパフォーマンステストのRFC2544 に準拠した、スループットテスト、レイテンシテスト、 　フレーム損失率テスト、バックトゥバックテストを行えるようになりました。

   ・RCF2544設定画面
   

   
   

   ・スループットテスト
   

   ・レイテンシテスト
   

   ・フレーム損失率テスト
   

   ・バックトゥバックテスト
   

4. その他の更新
   

   ・アナライザー本体の共通処理を更新

新ファームウェア一式はLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。
ファームウェア更新方法は対象のアナライザーの取扱説明書をご確認ください。

本社、技術開発部    TEL：075-693-0161    FAX：075-693-0163    E-Mail: こちら