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2025年 6月 2日

RS-232CのModbus RTU/ASCIIをModbus TCPに相互変換するゲートウェイ SI-232MBを商品化

(株)ラインアイは、RS-232CのModbus RTU/ASCIIをModbus TCPに相互変換するModbus TCP ゲートウェイ「 SI-232MB 」を開発、商品化しました。

商品の概要

FA(ファクトリーオートメーション)やPA(プロセスオートメーション)の分野では、オープン・フィールドバス通信規格として、RS-232CやRS-422/485のシリアルインターフェースを利用したModbus RTU/ASCII が広く普及していますが、産業界全体がIoT(モノのインターネット)に向かう中で、イーサネットLAN対応の Modbus TCP の採用が増えてきています。
このたび、(株)ラインアイは、Modbus TCPとRS-232CベースのModbus RTU/ASCIIを相互に変換可能なゲートウェイ「 SI-232MB 」を発売いたします。運用中のModbus RTU/ASCII データを機器のソフトウェア変更なしで10/100Base-TX のModbus TCPのパケットに変換が可能。Modbus TCPマスターにModbus RTU/ASCIIスレーブを接続、またはModbus RTU/ASCIIマスターにModbus TCPスレーブを接続することができます。ラインアイ製品で既に10年以上の実績がある姉妹機、Modbus TCP とRS-422/485ベースのModbus RTU/ASCIIのゲートウェイ製品「SI-485MB」と合わせ、シリアル通信ベースのModbus RTU/ASCII機器とModbus TCP機器を組み合わせたFAシステム構築を強力にサポートします。

<SI-232MB イメージ>


特徴

  • 10Base-T/100Base-TX を自動判定、イーサネットLANまたはインターネットへの接続が可能
  • Modbus TCPマスターモードとスレーブモードに対応
  • マスターモードは、スレーブアドレスの範囲別に8個のModbus TCPスレーブのIPアドレスを登録可能
  • スレーブモードは、最大10台のModbus TCPマスター機器と同時に接続してアクセスを共有制御
  • スレーブモードのModbus レジスタ自動スキャン機能はマスター要求に対する応答を高速化
  • -10~50℃の過酷な現場環境で使用可能
  • 設置場所をとらず堅牢な名刺ケースサイズの金属筐体
  • 35mmDINレール取り付けや壁掛け用のオプションを用意

SI-232MBの主な仕様

型番 SI-232MB
変換機能 Modbus TCP ⇔ Modbus RTU/ASCII ゲートウェイ
LANインターフェース RJ45コネクタ 10Base-T/100Base-TX自動検知 Ethernet:IEEE 802.3
LAN側プロトコル ModbusTCP
シリアルインターフェース RS-232C, DSUB9 pin オス(インチネジ)
シリアル側プロトコル Modbus RTU/ASCII
同期方式・通信速度 調歩同期(非同期) 300bps~115.2kbps
データフレーム構成 Data bits [7 or 8] + Parity [Even / Odd / none] + Stop bits [1 / 2]
設定・管理 Webサーバ、Telnet接続、シリアルログイン
LED表示 LAN接続状態、RS-232C回線状態
電源 ・付属ACアダプタ DC6V、0.5A(入力AC100V、50/60Hz)
・DC-INよりDC5V(330mA)~25V(66mA)を供給
最大消費電力 1.7W
動作温度・湿度 -10 ~ +50℃、10 ~ 95%RH
寸法・重量 58(W)×88(D)×24(H)mm (ゴム足等の突起部は含まず)
付属品 ACアダプタ(型番VFN-650B)、ユーティリティCD、取扱説明書、保証書

 

販売開始

2025年6月

お問い合わせ先

本社、営業部    TEL:075-693-0161    FAX:075-693-0163    E-Mail: こちら

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