（株）ラインアイは、マルチプロトコルアナライザー LE-8500X / LE-8600X シリーズ用の新ファームウェア（Version 1.11）をLINEEYEのホームページで公開致しました。是非この機会に新ファームウェアへバージョンアップして、新機能をご利用くださいますようお願い致します。

1. CANフレーム翻訳機能を追加 (SB-C2AN)
   

   CAN 翻訳定義の記述に広く使われているDBCファイル (.dbc) を読みこみ、CAN / CAN FD フレーム内に含まれる物理量等の情報を翻訳表示できるようになりました。

   ＜DBC ファイル選択画面＞
   

   ＜翻訳表示例＞
   

   
   

   また、翻訳値はリアルタイムにグラフ表示が可能です。 通常のアナログ入力グラフ表示 (内蔵ADC / 測定ポッドOP-8AH / 測定ポッド OP-8ATのいずれか) と組み合わせて最大8シグナルまで、同時に描画することができます。

   ＜アナログ値・翻訳値 混在グラフ表示の例１＞
   

   ＜アナログ値・翻訳値 混在グラフ表示の例２＞
   

   CAN / CAN FD フレーム内に含まれる物理量と電圧、電流、温度 などのアナログ測定値を本体ディスプレイでリアルタイムに確認・比較できるため、車載テスト等に最適です。

   ※：すべてのDBC ファイルの正常な読込を保証するものではありません
   ※：DBC ファイルの作成はサポートしておりません
2. その他の改良
   ・アナログ測定周期の選択肢を追加 (SB-C2AN)
   ・CSV変換機能の拡充、KML出力対応 (SB-C2AN)
3. その他の不具合修正
   ・以下のバージョン履歴を参照ください

バージョン履歴

新ファームウェア一式はLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。
ファームウェア更新方法は対象のアナライザーの取扱説明書をご確認ください。

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