（株）ラインアイは、マルチプロトコルアナライザー LE-8500X / LE-8600X シリーズ用の新ファームウェア（Version 1.10）を 5月24日に LINEEYEのホームページで公開致しました。是非この機会に新ファームウェアへバージョンアップして、新機能をご利用くださいますようお願い致します。

1. ケーブル診断機能を追加（LE-8500X(R)/LE-8500X(R)-SE/SB-GE2/SB-T1E）

   TDR方式によるケーブル長を測定できるようになりました。ケーブルの断線や短絡も同時に確認することができます。LE-8500X(R)/SB-GE2ではLANケーブルのペア割れも検出できます。 また、NVP値の調整が可能なのでケーブルの特性に合わせた測定ができます。

   LE-8500X(R) / SB-GE2
   

   LE-8500X(R)-SE / SB-T1E
   

2. リンク情報機能を追加（LE-8500X(R)/SB-GE2）

   LE-8500X(R)、SB-GE2にリンク情報機能が追加されました。A～Dの各ポートに接続された機器のリンク情報を確認することができます。オートネゴシエーションに失敗するなどのトラブルの原因調査に役立ちます。

   

3. 信号品質表示機能を追加（LE-8500X(R)-SE/SB-T1E）

   LE-8500X(R)-SE、SB-T1Eに信号品質表示が追加されました。100BASE-T1、10BASE-T1Lでリンク中はステートLED表示に現在の信号品質状態が表示されます。

   例．ポートA：良品質（Good）、ポートB：低品質（Poor）時
   

4. その他の改良およびマイナーバグ、不具合の修正

   • 半二重通信時のPG モードにおける再送処理の不具合を修正（LE-8500X(R)/SB-GE2）
   • 起動直後、測定開始に失敗することがある問題を修正（LE-8500X(R)/SB-GE2）

バージョン履歴

新ファームウェア一式はLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。
ファームウェア更新方法は対象のアナライザーの取扱説明書をご確認ください。

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