お客様各位
2022年2月4日
CAN/LIN通信用ラインモニター LE-170SA バージョンアップ(V 1.01)のご案内
バージョンアップの概要
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オートセーブ機能を追加
モニター中のキャプチャメモリーの内容を指定サイズの計測ログファイル (オートセーブファイル) としてUSB メモリーに長時間連続して自動保存できるようになりました。複数のファイルに分割して記録できるので、 通信障害発生時間帯に自動保存されたオートセーブファイルのタイムスタンプからモニターデータを絞り込んで解析できます。
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時刻指定自動 RUN/STOP 機能を追加
測定開始と終了の日付時刻を指定しておくことで、 その期間の測定を繰り返し自動的に行うことができるようになりました。
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パワーオン RUN 機能を追加
本機の電源がオフの状態から電源投入(USBバスパワー給電の開始)と連動して測定を開始できるようになりました。時刻指定自動 RUN/STOP 機能と併用すれば、指定の日付時刻に測定を自動的に終了させるような使い方も可能です。
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ファイルの一括削除をサポート
複数のファイルを一括削除できるようになりました。トリガー保存ファイルやオートセーブファイルなど自動的に大量に作成されるファイルを一括削除したい時などに、一括削除機能を利用すると手早く全ファイルを削除できます。
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その他の改良およびマイナーバグ、不具合の修正
- フィルタやトリガー機能などでの CAN ID 設定画面を、上位機種 OP-SB7XC/XL 相当のデザインに変更。
- タイマー/カウンター値表示で CAN/LIN フレームカウンターが符号付数値で表示されてしまう不具合を修正。
- モニターデータ表示で LIN のチェックサムにフレーミングエラーがあっても、表示色が赤に変わらない不具合を修正。
- SRAM に自動バックアップされたデータが、起動時に読み込まれず消去されてしまうことがある不具合を修正。
- フィルタやトリガー機能などでの CAN ID 設定画面を、上位機種 OP-SB7XC/XL 相当のデザインに変更。
バージョンアップの方法
新ファームウェア一式はLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。
また、ファームウェアのバージョンアップに必要なファームウェア転送・更新ソフトLE8FIRM もLINEEYEのホームページからダウンロードできます。詳しいバージョンアップ方法は、LE8FIRM のダウンロードフォルダにあるテキストファイルをご覧ください。
お問い合わせ先
本社、技術開発部 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163 E-Mail: こちら