お客様各位
2020年 4月17日
無線LAN接続型IOユニット「無線LANIOシリーズ」にアクセスポイントモードを追加した新ファームウェアを公開
(株)ラインアイは、無線 LANIO シリーズにアクセスポイントモードを追加した新ファームウェアVer.1.16を開発し、ホームページで公開致します。是非この機会に新ファーム ウェアへバージョンアップして、新機能をご利用くださいますようお願い致します。
背景
従来の無線LANIOシリーズはWi-Fiの子機として動作するため、PCやタブレット端末などから無線LANIOに接続するためには外部に設置された無線アクセスポイント(以下AP)を経由する必要がありました。一定のお客様からは、機器の設置環境などの事情から外部のAPを用いずに直接Wi-Fiで接続可能な機能が求められていました。
バージョンアップの概要
ファームウェアVer.1.16以降に更新することで、アクセスポイントモードと従来からのステーションモードを選択して運用できるようになりました。
○ステーションモード(以下、STAモード)
○アクセスポイントモード(以下、APモード)
無線LANIO自身が無線APになり、無線LANの親機として動作します。この機能により、Wi-Fi対応のPCやタブレットなどから外部APを経由せずに直接無線LANIOを制御・監視することができます。
※ APモードではインターネット経由のアクセスやメールアラート機能は利用できません。
[ 接続イメージ ]
また、APモードを利用することで無線LANIO同士を直接1対1で接続することができ、外部APを用いずに無線LANで接点情報を伝達することが可能です。
[ 外部APなしで接点信号を延長 ]
バージョンアップの⽅法
本バージョンアップに必要なファームウェアや更新の時に必要なソフトウェアはラインアイのホームページから無償でダウンロードできます。ファームウェアの更新方法は更新用ソフトウェアの説明書をご覧ください。