2014年12月10日
LE-650H2/ LE-650H2-Aの新バージョン(Version 1.3.0.0)のご案内
(株)ラインアイは、USBパケットとVBUSの同時測定、Bluetooth (HCI)翻訳などの新機能を実装したUSB2.0プロトコルアナライザーLE-650H2 / LE-650H2-Aの新バージョン(Version 1.3.0.0)を開発し、2014年12月3日から出荷開始致します。
ソフトは無償でダウンロードできますので、旧バージョンのLE-650H2 / LE-650H2-Aソフトをご利用のお客様は、是非この機会に新バージョン(v1.3.0.0)へバージョンアップして、新機能をご利用くださいますようお願い致します。
[ ご注意 ]
購入から1年以上経過した製品については、新機能の一部(USBパケットとVBUSの同時測定、Bluetooth (HCI)翻訳)は有償で利用可能となります。詳しくは こちら をご覧ください。主なバージョンアップ内容
- USBパケットとVBUS電圧・電流の同時測定に対応
USBデータの測定時に、VBUS測定値をログデータに合流させるモードを追加しました。
バスパワー動作の測定対象機器の消費電力の変化が、どのようなUSB転送データに関係しているかを調べやすくなりました。
[設定画面]
[測定表示画面]
- BluetoothドングルのHCIパケットの翻訳表示機能を追加
データの翻訳機能に、BluetoothドングルのHCI(ホストコントロールインターフェース)パケットの翻訳を追加しました。
Bluetoothドングルの初期化や通信相手側Bluetooth機器との接続などに関するホストとドングル間の通信を解析できます。
[測定表示画面]
- 外部トリガーのログにタイムスタンプを追加
外部トリガー入力端子に接続した外部信号の変化をトリガーログとして記録した時、そのトリガーログと関連するUSBトランザクション間の時間をマーク機能を利用して測定できるようになりました。 - PINGトランザクションに対するリアルタイムフィルタを改良
従来は、アドレスとエンドポイントを指定するパケットフィルタの対象にPINGトランザクションが含まれていなかったため、「PINGトランザクションをキャプチャしない」にチェックして全てのPINGトランザクションをフィルタすることしかできませんでした。今回、PINGトランザクションもアドレスとエンドポイントを指定するパケットフィルタの対象としたため、測定したいデバイス間のログだけをPINGトランザクションも含めて残すことができるようになりました。
バージョンアップの方法
新バージョンの解析ソフトを弊社ホームページからダウンロードしていただき、新機能をご利用いただけます。
バージョンアップは、ダウンロードしたファイルを解凍後、LE-650H2 / LE-650H2-A本体をPCに接続していない状態で、setup.exeを実行することで行えます。
[ ご注意 ]
購入から1年以上経過した製品については、新機能の一部(USBパケットとVBUSの同時測定、Bluetooth (HCI)翻訳)は有償で利用可能となります。詳しくは こちら をご覧ください。お問い合わせ先
本社、技術開発部 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163
以上