2013年2月19日
PCリンクソフト「LE-PC300G」バージョンアップ(v1.05)のご案内
(株)ラインアイは、マルチプロトコルアナライザーLE-3500、LE-2500、LE-7200、LE-3200、LE-2200、LE-1200用のPCリンクソフト「LE-PC300G」のバージョンアップを実施致しました。多くの改良を行いましたので、該当する製品をお持ちのお客様は、是非この機会に新バージョンをお試しくださいますようお願い致します。
記
[バージョンアップの概要]
- 検索条件に「キャラクター(文字列)」を追加。
検索するデータ列を文字列で指定して、検索できるようになりました。例えば、検索するデータ列に「YES」と指定すれば、ASCIIコード設定の時は「59h,45h,53h」が検索でき、EBCDICコード設定では検索条件を変えずに「E8h,C5h,E2h」が検索できます。
今回の追加に伴い、従来の「キャラクター」検索の名称は「キャラクター(16進数)」に変更されました。 - Modbusプロトコルに対応。(LE-3500と接続時のみ)
Modbusプロトコルの測定データを翻訳表示できるようになりました。
Modbusプロトコルの測定には、LE-3500 のファームウェアバージョン(V1.07)以上が必要です。
< Modbus 翻訳表示例 >
- 経過時間によるデータファイルの切替機能を追加。
これまでは、指定サイズ分の測定データがデータファイルに書き込まれた時点で、次のデータファイルに切り替わる仕様でした。今回、指定サイズ分のデータが記録されていなくても、指定した時間が経過するごとにデータファイルを切り替えることが可能になりました。< 設定画面例 >
- 起動オプションの追加。
LE-PC300G 起動時に、次のオプションを使用できるようになりました。-r "<設定名>" LE-PC300G 起動後、<設定名>で指定された接続設定の アナライザー に対して自動的に接続して測定を開始します。複数のアナライザーの<設定名>、例えば、Remote01 とRemote02 について自動測定を開始する場合は、 -r "Remote01" -r "Remote02" と指定します。 -q 測定データをデータファイルへ書き込む頻度を増やし、可能な限り早くデータファイルの形式を整えると共に、データファイルに対して読み出し共有を許可にします。これにより、測定中のデータファイルを別のフォルダや別のパソコンにコピーして利用できます。 ※ 測定対象回線の通信量が極端に少ない場合だけを想定した特別なオプションです。通常は指定しないでください。 - その他の改良、不具合修正
- 測定データを記録する最大ブロック数(ファイル数)の上限を 2000 から 2048 に変更。
- プログラムエディタに SEND BRK 命令(ブレーク出力命令)を追加。(LE-3500と接続時のみ)
- 検索設定をアプリケーション終了後も保持するように改良。
- オンラインヘルプのスタートニュー登録名を「LE-PC300G ヘルプ」に変更。
- データテーブルの文字入力モードのマイナーバグを修正。
[バージョンアップの方法]
新しいバージョンのソフトウェア一式を、弊社ホームページからダウンロードして、適当なフォルダに解凍し、フォルダ内のSetup.exeを実行してください。なお、LE-PC300Gの試用版がインストールされている場合は、先に試用版をアンインストールしてください。
アナライザーおよびアナライザー用拡張セットも最新のファームウェアバージョンに更新してください。
[お問合せ先]
本社、技術開発部 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163以上