2013年 2月14日
LE-200PS / LE-150PS バージョンアップ(Version 1.08)のご案内
(株)ラインアイは、PC接続型プロトコルアナライザーLE-200PS、LE-150PS のバージョンアップを実施致しました。
パソコン起動時に測定を開始する起動オプションの追加やデータ検索機能の改良などを行いましたので、該当する製品をお持ちのお客様は、是非この機会に新バージョンをお試しくださいますようお願い致します。
記
[ バージョンアップの概要 ]
- 起動オプションの追加。
LE-LINK20を起動するときに、次のオプションを使用できるようになりました。-r "<設定名>" LE-LINK20起動後、<設定名>で指定された接続設定のアナライザー本体に対して自動的に測定を開始します。複数のアナライザー本体の<設定名>、例えば、Unit01とUnit02について自動測定を開始する場合は、 -r "Unit01" -r "Unit02" と指定します。 -q 測定データをデータファイルへ書き込む頻度を増やし、可能な限り早くデータファイルの形式を整えると共に、データファイルに対して読み出し共有を許可にします。これにより、測定中のデータファイルを別のフォルダや別のパソコンにコピーして利用できます。 ※ 測定対象回線の通信量が極端に少ない場合だけを想定した特別なオプションです。通常は指定しないでください。 - 経過時間によるデータファイルの切替機能を追加。
これまでは、指定サイズ分の測定データがデータファイルに書き込まれた時点で、次のデータファイルに切り替わる仕様でした。今回、指定サイズ分のデータが記録されていなくても、指定した時間が経過するごとにデータファイルを切り替えることが可能になりました。[ 設定画面例 ]
- 検索条件に「キャラクター(文字列)」を追加。
検索するデータ列を文字列で指定して、検索できるようになりました。例えば、検索するデータ列に「YES」と指定すれば、ASCIIコード設定の時は「59h,45h,53h」が検索でき、EBCDICコード設定では検索条件を変えずに「E8h,C5h,E2h」が検索できます。
今回の追加に伴い、従来の「キャラクター」検索の名称は「キャラクター(16進数)」に変更されました。 - その他の改良、不具合修正
- LE-LINK20 の最大ブロック数の上限を 1000 から 1024 に変更し、LE-LOGGER20 の最大ファイル数の下限を 1 から 2 に変更。これにより、両者の設定範囲を2-1024に統一。
- 検索設定をアプリケーション終了後も保持するように改良。
- 最新ファームウェアでない場合、測定開始時にメッセージを表示するように改良。
- トリガーおよび検索のエラー条件設定にアボート、ショートフレームのチェックボックスを追加。(LE-200PSのみ)
- その他、マイナーバグを修正。
[ バージョンアップの方法 ]
PCソフト(LE-LINK20)の新バージョンはLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。PCソフトをバージョンアップしてから、PCソフトを起動後、メニューから[ツール]→[ファームウェア確認]を行ってください。ファームウェアの更新を促すダイアログが表示されますので、画面の指示にしたがって、LE-LINK20 にバンドルされた最新のファームウェアに更新してください。
なお、アナライザー本体ファームウェアが最新の場合はダイアログは表示されません。詳しいバージョンアップ方法は、取扱説明書をご覧ください。
[ お問い合わせ先 ]
本社、技術開発部 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163以上