2011年10月18日
LE-8200用CAN/LIN通信用拡張セット OP-SB87
ファームウェアバージョンアップ(Version 1.05)のご案内
(株)ラインアイは、プロトコルアナライザLE-8200用のCAN/LIN通信用拡張セット OP-SB87 の新ファームウェア(V1.05)を 10月18日よりLINEEYEのホームページで公開致します。
ロジアナ(Wave monitor)機能のサンプリング高速化や、CANデータフレームのフォームエラー判定機能の追加、及びこれまでに判明した不具合の修正を行ないました。
記
バージョンアップの概要
<機能追加・改良>- ロジアナ(Wave monitor)機能のサンプリング速度を最高100MHzに高速化。
Wave monitor 設定画面のサンプリングクロック設定の選択肢に「10ns」が追加されました。 - CANデータフレームのCRCとACKフィールドでのフォームエラーを判定表示できるように改良。
フォームエラー検出時は、画面のステータス表示列に[F](反転文字)で表示されます。
また、印刷(テキスト保存)時も、ステータス列が F になります。 - データ検索でData項を何も設定しない時に、ID項の設定のみで検索できるように改良。
IDを指定することで、DLC=0(データがないIDのみ)のデータフレームを検索可能になりました。
- 正常なCANフレームがACKエラーと誤判定されることがある不具合を修正。
- CRCエラーのステータス表示や印刷の文字を[E]から[C]に修正。
- トリガー機能で、Data または Remote トリガー設定のTarget項に指定したチャンネルとは関係なく、常に両チャンネルの受信フレームがトリガー検出対象となっていた不具合を修正。
- Remote(リモートフレーム)検索で、Target項やID項の検索設定とは関係なく、全てのリモートフレームが検査対象となっていた不具合を修正。
- CANデータフレームの印刷(テキスト保存)時に、CRC の上位バイトと下位バイトが逆に印字される不具合を修正。
- ロジアナ(Wave monitor)機能で、DI1〜4の論理が反転していた不具合修正。
- 設定ガイド表示のマイナーバグを修正。
バージョンアップの方法
新ファームウェア一式はLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。アナライザに適用するには、LE-8200の取扱説明書をご覧ください。お問い合わせ先
本社、技術開発部 久保田 または 俣木 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163以上