2010年 9月10日
高速HDLC/SPIファームウェア OP-FW12G バージョンアップ(Version 2.01)のご案内
拝啓 貴社いよいよご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は弊社製品に格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび弊社LE-8200専用 拡張ファームウェア「OP-FW12G」に不具合が発見されたため、急遽ファームウェアのバージョンアップを実施致しました。つきましては、誠にお手数をお掛け致しますが、旧ファームウェア(V2.00以前)の「OP-FW12G」をご利用のお客様は、新ファームウェア(V2.01)へのバージョンアップをお願い致します。
記
バージョンアップの概要
- 月末からその翌月にかけて連続測定すると翌月のタイムスタンプの日付がずれる不具合を修正。
一度電源をオフにすると正しくタイムスタンプを記録できるようになるため、通常の使い方では判りにくい不具合です。 - オートセーブ中にCFカードの空き容量がなくなった際、その時点から不正なオートセーブファイルが作成され、そのファイルを読み込む時にエラーになる不具合を修正。
この不具合は、CFカードの空き容量以内で、オートセーブファイルの容量と作成数を指定した場合には発生しません。 - データ検索設定の Action 項の英語ガイドが「1:Stop」になっていたのを「1:Count」に修正。
バージョン履歴
[主な仕様] (V2.00以降)
計測インターフェース | RS-422/485(RS-530),TTL,SPI |
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適合プロトコル | HDLC,SDLC,X.25,CC-LINK (NRZ/NRZI、ARクロック※)、SPI ※:同期クロックは送受信データより抽出 |
最大通信速度 | HDLC:12Mbps SPI:20Mbps |
タイムスタンプ | 9桁(0〜134217727) 分解能1mS / 100μS / 10μS / 1μS を指定可 |
SPIフレーム区切 | SS立ち下がり,指定の無通信時間(0.1マイクロ秒単位で最大10m秒まで指定可) |
トリガー機能 | 指定の送受信データ、HDLCエラー、外部信号を検出時、モニター動作を自動停止 |
シミュレーション機能 | キー操作で指定データ列(16種類、合計16Kバイト)を1回またはリピート送信 |
その他 | 検索、ファイル管理、印字、指定時刻オートRUN/STOP、オートセーブ機能 他 |
バージョンアップの方法
旧バージョンをお持ちのお客様は、LINEEYEのホームページからバージョンアップ用ファイル一式を無償でダウンロードできます。アナライザーへの適用方法は、ダウンロードしたファイルを適当なフォルダに解凍し、その中にあるOP-FW12G_readme.txtファイルをご覧ください。お問い合わせ先
本社、技術開発部 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163以上