2010年 4月 8日
LE-3500/LE-2500 ファームウェアバージョンアップ(Version 1.04)のご案内
(株)ラインアイは、BERTでのエラー検出時に外部機器に通知する機能の追加や新オプションOP-SB5GLの対応などを行ったプロトコルアナライザー LE-2500、LE-3500用の新ファームウェア(V1.04)を 4月 8日よりLINEEYEのホームページで公開致します。誠にお手数をお掛け致しますが、新オプションOP-SB5GLをご利用になる際は、必ず新ファームウェア(V1.04)へのバージョンアップをお願い致します。
記
バージョンアップの概要
- BERT(ビット・エラー・レイト・テスト)機能の強化
計測開始後、エラービット検出時点で外部トリガー出力をアクティブにして、外部の機器にエラーを通知する機能を追加しました。
アクティブ出力はテスト終了時点(リピートモードの場合は各回の終了時点)で元に戻ります。
- 低電圧対応の新オプション OP-SB5GL に対応
OP-SB5GLで追加された測定条件の設定項をインターフェース設定画面に追加しました。[新しいインターフェース設定画面]
[従来のインターフェース設定画面]
ファームウェア(V1.04) ファームウェア(V1.03)以前 「LEVEL」項の選択肢
5.0V、3.3V、2.5V、1.8V「LEVEL」項の選択肢
5.0V、3.3V、NO PULL-UP「OUTPUT」項の選択肢
PULL-UP、NO PULL-UP、CMOS設定項なし
- その他の改良および不具合の修正
- I2C のマスターシミュレーション時の速度に、50Kbps、200Kbps、417Kbps を追加。
- SPI のスレーブシミュレーション時に最終ビットが不完全になることがある不具合を修正。
- SPI のスレーブシミュレーションのリピート送信の開始をCSの立ち下がりからに変更。
- TTLポッドやIrDAポッドなどが未接続の時の測定開始インターロックを追加。
- オープニング画面でのセルフチェック機能を強化。
- フォームウェアローダーのマイナーバグを修正。
バージョン履歴
バージョンアップの方法
新ファームウェアLEX500.FW2とファームウェア転送ソフトウェアLE8FIRM.EXEはLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。LE8FIRMを使用して、ダウンロードした新しいファームウェアをパソコンからアナライザーへ転送してください。詳細はLE8FIRMと同時にダウンロードされる説明ファイルをご覧下さい。なお、LE8FIRM.EXEの古いバージョン(V1.01以前)は利用できませんので、ご注意ください。
ファームウェアファイルLEX500.FW2には、LE-3500用とLE-2500用の両方が含まれています。アップデート時に機種に適したファームウェアが自動的に書き込まれます。
元のファームウェアがV1.00の場合、パソコンのCOMポートを利用するAUXポート経由のアップデートができません。V1.00からのバージョンアップに限り、USBケーブルをご用意いただき、USBポート経由でアップデートをお願い致します。
元がV1.01以降の場合、この制約はありません。
元がV1.01以降の場合、この制約はありません。
お問い合わせ先
本社、技術開発部 久保田 または 俣木 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163以上