TTL/I2C/SPI拡張セット
OP-SB85
通信アナライザーにセットして利用します。
適合機種: LE-8200A/LE-8200
適合機種: LE-8200A/LE-8200
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概要
使用方法
拡張基板を計測器に装着後、付属のプローブポッドを使用して、測定したい通信線をクリップします。テストできる信号線はSD (SDA/SDO)、RD (SDI)、RTS (SS)、CTS、EXIN、TXC (SCL/SCK)、RXC、トリガー入力、トリガー出力の9本ありますので、あらゆる通信に対応できます。データの極性や取り込むクロックの極性も設定できます。モニター機能
通常モード(USART)ではトリガー機能など計測器の機能をフル活用することができます。さらに、計測器をBURSTモードに設定すると、データ送出時のみクロックが供給される通信方式(クロック同期通信)も測定でき、今までのプロトコルアナライザーでは測定することのできなかった通信もモニターできます。 また、設定をI2Cモードにすることにより、スタートシーケンス、ストップシーケンスを含むI2Cシリアル通信のテストができます。I2C、SPIでは翻訳表示が可能でリード、ライトのシーケンスを効率よく解析できます。 |
CPOLとCPHAの設定により、クロックとデータは 上図のタイミングとなります。 |
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入力データとアドレスの関係は上図の関係になります。 (例)"123"を入力した場合 「7bit 時」"0010001"が設定されます。 「10bit 時」"0100100011"が設定されます。 |
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[ I2Cモニター表示例 ] |
[ SPIモニター表示例 ] |
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アナログ波形測定機能
2チャンネルの最大40Mサンプル/秒、±12Vに対応するアナログ電圧波形測定により、詳細な波形観測を手軽に実現できます。これら機能は、ハード的な問題点の究明だけでなく、データ通信関係の教育用途にも最適です。高級テストクリップ付のプローブケーブルが付属しています。
シミュレーション・BERT機能
BURSTモードを除き、シミュレーションも行なえるので開発やトラブル解析の効率を大幅に向上させます。I2Cモード、SPIモードはマスター、スレーブの両モードでシミュレーションを行なうことができます。また、通常モード(USART)ではビットエラーレイトテスト(BERT)もサポートしているので、デバイスの伝送特性などのテストも容易に行なうことができます。仕様
計測インターフェース | TTL, I2C, SPI (テストクリップで接続) | ||||||||
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入力インピーダンス | 100KΩ 入力:0〜5V時 | ||||||||
入力レベル閾値 | High:最小2.2V Low:最大0.9V (最大入力:-1V〜+7V) |
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出力レベル電圧 | High:3.0V / 4.5V / プルアップ無を選択可 Low:最大0.5V |
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プローブ信号 | SD (SDA/SDO), RD (SDI), RTS (SS), CTS, EXIN, TXC (SCL/SCK), RXC, TRG.IN, TRG.OUT [ リード長さ:170mm ] |
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拡張プロトコル | I2C, SPI, Burst (※1) | ||||||||
通信テスト機能 | モニター、シミュレーション、BERT (※2) | ||||||||
I2Cテスト時の通信速度 | モニター時 : 最大1Mbps シミュレーション時 : 100Kbps, 400Kbps, 1Mbps |
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SPIテスト時の通信速度 | モニター時 : 最大20Mbps (※3) シミュレーション時 : 50〜4Mbps |
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アナログ波形解析 | 2チャンネルの信号電圧を測定しアナログ波形表示
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構成品 | 専用拡張ボード, 中継ケーブル, TTLプローブポッド, 3線プローブケーブル |
※1: 全クロックエッジでデータをサンプリングするモード
※2: I2C, SPI, BurstのBERTテストはできません。
※3: 連続転送データが1Kバイト以下の時。1Kバイトを超える時は最大2.15Mbps。