TERM / 通信基本用語

■ プロトコルアナライザー

プロトコルアナライザーとは

高速かつ複雑化する通信システムの開発・テスト、ネットワークの保守に非常に役立つ計測器です。

デジタル通信を行っている機器間に設置しプロトコル(機器間で定められた通信の方式)検査や通信障害の解析を行います。特にシリアル通信では、ロジックアナライザーやオシロスコープで解析を行うよりは、はるかに効率があります。


● プロトコル検証や通信障害の解析


● このままではデータが判りにくい。


<ロジアナ表示>



<生データ表示>
● プロトコルアナライザーは測定したデジタルデータをプロトコルに従って人間にとって判り易い文字などとして表示します。
シリアル通信が高速化するに従い、RS-232CだけでなくRS-485なども採用されることも多くプロトコルアナライザーには
     通信速度の高速化
     長時間の測定
     インターフェースの多様性(RS-232C、RS-485、I2C、TTLレベル)
が要求されることが多くなってきているようです。