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通信基本用語
■ FlexRay
「通信の基本用語」
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FlexRayとは
FlexRayコンソーシアムにて標準化が進められている自動車向けの通信プロトコルです。
同じ自動車向けプロトコルのCANと比較すると、タイムトリガ方式の採用や高信頼性を実現する2チャネル構成、高速通信などがサポートされたことで、ブレーキなどを電気信号で伝えるX-by-wire(XBW)や安全制御などへの対応が可能になったといわれています。
FrexRay 2.1A
CAN
通信速度
10Mbps(欧州規格),
5Mbps(日本が推進),
2.5Mbps
1Mbps
ネットワーク構成
バス型、スター型、混合型
バス型
チャネル数
2ch
1ch
バス長
24m
40m(1Mbps)
接続ノード数
最大22
最大30
通信タイミング
タイム・トリガ型
イベント・ドリブン型
バス型はコスト効率に優れ、スター型は高速データレートへの対応や耐障害性に優れます。
これらを混合して使うことで柔軟な構成をすることができます。
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