SC-2000 標準価格: \220,000 (税抜) | |||||||||||||||||||
SC−2000は、データ伝送にSCSIを利用する機器の開発・評価・検査・保守などに使用できるハンディタイプの計測器です。データ観測機能(モニター機能)とSCSI機器の動作を代行するシミュレーション機能を備えており、どちらもSCSI規格「ANSI X3.131−1986」およびSCSI−2規格「ANSI X3T9.2/86−109 Rev.10c」(*1)に対応しております。 | |||||||||||||||||||
*1:ANSI X3T9.2/86-109 Rev.10C は、1994年に正式決定されたSCSI-2規格「ANSI
X3.131-1994」の規格原案で基本的には同 じ内容です。 |
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トレース方式の異なる2種類のモニターモードが用意されています。 | |||||||||||||||||||
【フェーズ&データ測定モード】 | |||||||||||||||||||
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■分解能50nS、測定時間幅32bitのタイムスタンプ機能 | |||||||||||||||||||
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■格納データ数指定可能なDI、DOフィルタ機能 | |||||||||||||||||||
特定データだけを選択的にメモリーに取り込むフィルタ機能が用意されています。DI、DOフィルタは、大量のデータが転送されるデータインまたはアウトフェーズの開始時点から指定数(1、33、257、1025)分の転送データをメモリーに格納し、以降は格納せず、フェーズ終了時に転送されたデータ数のみを記録します。また、指定ID以外の機器間の情報転送フェーズを全てスキップできるIDフィルタと組み合わせて利用可能です。 | |||||||||||||||||||
■SCSIとSCSI−2規格を選択可能な翻訳表示 | |||||||||||||||||||
テスト対象機器の種類(デバイスタイプ)や採用規格によって、翻訳表示を選択でき、SCSI規格とSCSI−2規格の両方に完全対応できます。また、翻訳文字の登録機能により、ベンダーユニークのコマンドやメッセージを分かりやすく定義して表示可能です。 | |||||||||||||||||||
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【タイミング(波形)観測モード】 | |||||||||||||||||||
SCSIバス信号の状態を一定周期(最高20MHz)でサンプリングして、ロジックアナライザーの様に各信号を波形表示します。拡大表示や2本のタイムカーソルによる信号変化時間測定、カーソル位置のフェーズ各表示とデータの16進表示など便利な機能が用意されています。 | |||||||||||||||||||
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特定状態(トリガー条件)を検出後に、指定回数のサンプリングを実行してからモニター動作を自動的に停止させる機能です。高速転送データ中の特定条件を検出して、その前後のデータを確実にメモリーに記録します。 | |||||||||||||||||||
【 フェーズ&データ測定モードのトリガー条件 】 | |||||||||||||||||||
■フェーズシーケンシャルトリガー | |||||||||||||||||||
最大16サンプリング連続して、フェーズとデータが指定の状態と一致した時を検出します。 | |||||||||||||||||||
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■パリティエラートリガー | |||||||||||||||||||
SCSIデータバスにパリティエラーが発生した時を検出します。 | |||||||||||||||||||
■外部トリガー | |||||||||||||||||||
外部トリガー入力端子の状態がLまたはHに変化した時を検出します。 | |||||||||||||||||||
【 タイミング(波形)観測モードのトリガー条件 】 | |||||||||||||||||||
■ワード&エッジトリガー | |||||||||||||||||||
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■外部トリガー | |||||||||||||||||||
外部信号の変化を検出します。他の測定器と同期をとる時に便利です。 | |||||||||||||||||||
本機があるID番号のSCSI機器(イニシエータまたはターゲット)の動作を代行して、テスト対象機器の動作をテストする機能です。ID番号の設定やパリティチェックの有無、セレクション/リセレクションやREQ/ACKのタイムアウト時間設定、非同期/同期転送の選択ができ、柔軟な評価や出荷検査に対応します。シミュレーションの実行結果は、同時動作が可能なモニター機能で詳細に解析することが可能です。 | |||||||||||||||||||
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【 ステップシミュレーションモード 】 | |||||||||||||||||||
SCSI動作の最小単位(アービトレーション・セレクションや各情報転送フェーズなど)を、キー操作でステップ的に実行するモードで、1ステップ毎に応答動作を確認しながらテストできるためSCSI機器の開発初期段階で特に有効です。最小単位となる情報転送フェーズは、最大100種類まで登録でき、各フェーズには合計16Kバイトの転送データを設定可能です。 | |||||||||||||||||||
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【 シーケンスシミュレーションモード 】 | |||||||||||||||||||
SCSI動作の実行順序を設定したシーケンスブロックを予め設定しておき、キー操作でブロック単位に連続実行するモードです。シーケンスブロックは、最大100種類まで登録でき、各ブロック内の実行ステップの合計は4Kステップです。また、シーケンスブロック設定時には別ブロックのサブルーチンコールや部分リピート、時間待ち挿入などができ、実行時にはパリティエラーやデータ不一致エラーの回数を個別に計数し表示できるため、SCSI機器の連続テストや出荷検査に便利です。 | |||||||||||||||||||
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【 プリントアウト機能 】 | |||||||||||||||||||
測定データは、画面表示に対応した各種のフォーマットで、お手持ちのプリンターに連続印字でき、対応するエスケープコードのプリンターを利用すれば、画面のハードコピー印字も可能です。 ■ 画面ハードコピー対応プリンター ■ ●専用プリンタ(DPU-414-CA) ●ESC/P 24−81コマンド対応プリンター ●PC−PR201Hプリンター オプションの印刷データ取り込みソフト「LE−PC100」をご利用することで、テキスト形式の印字データをRS−232C経由でパソコンに取り込むことができ、お手持ちのテキストエディタなどをご利用して、解析に役立てることができます。 |
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【 ファイル管理機能 】 | |||||||||||||||||||
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【 メニュー方式の簡単操作 】 | |||||||||||||||||||
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【 小型・軽量・電池駆動設計 】 | |||||||||||||||||||
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【 専用小型電池駆動プリンター: DPU-414-CA】 | |||||||||||||||||||
●専用プリンタ(DPU-414-CA) | |||||||||||||||||||
【 印刷データ取り込みソフト: LE-PC100 】 | |||||||||||||||||||
SC−2000の印刷データをシリアル(RS−232C)経由でDOS/V互換機に取り込むためのWindows版ソフトウェア(LE-PC100)です。
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●対応OS:Windows95/98/Me/2000 ●機能:印刷データ取り込み/画面イメージ取り込み ●DOS/V互換機接続ケーブル(LE2−8V)付属 |
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【 メモリカード 】 | |||||||||||||||||||
●256KB SRAMカード(MC−256S) ●512KB SRAMカード(MC−512S) 【 完売いたしました 】 |
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【 信号チェックアダプター 】 | |||||||||||||||||||
SCSI/SCSI−2バスラインの信号状態をリアルタイム表示する23個のLEDと、高速のロジックアナライザーやオシロスコープで観測するためのテストピン端子を持つアダプターです。 | |||||||||||||||||||
<SC−0052P> | |||||||||||||||||||
●不平衡型(シングルエンド)SCSI信号観測用 ●ハーフピッチ(ピン)タイプ50Pモデル |
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●SCSI信号チェックアダプター(SC-0052P)を経由した接続例 | |||||||||||||||||||