2018年 4月20日
LEシリーズPC操作ライブラリ Linux版 libLEPC アップデート (Version 0.71)
（株）ラインアイは、LE-8200(A)、LE-3500R/2500R、LE-200PR/150PRなどLEシリーズの主要なプロトコルアナライザーをLinux PCからリモート制御するためのライブラリ libLEPC をアップデートし、LINEEYEのホームページで公開致しました。是非この機会に新バージョンをお試しくださいますようお願い致します。
記
[ LEシリーズPC操作ライブラリ Linux版 libLEPC ]
libLEPC は、プロトコルアナライザーをLinux PCからリモート制御するためのユーザーアプリケーションソフトを作成するときに利用するライブラリ(リアルタイム版)です。お客様独自の測定・検査プログラムの作成などにご活用いただけます。パソコンとアナライザーの接続は、AUX（シリアル）ポート接続、USBポート接続、またはWi-Fi接続に対応しています。
[ バージョンアップの概要 ]
- 下記の最新版Linuxディストリビューション（64bit/32bit）にて動作確認を行ないました。
最新の動作確認状況はこちらをご参照ください。Ubuntu 17.10 Ubuntu 16.04 LTS Debian 9.4 CentOS 7.4 カーネル 4.13.0 4.4.0 4.9.0 3.10.0 gcc バージョン 7.2.0 5.3.1 6.3.0 4.8.5
※ 弊社テスト環境での動作確認であり、上記環境での確実な動作を保証するものではありません。 - サンプルを多数追加し、ドキュメントの拡充を行ないました。
- 下記の不具合修正を行ないました。
- シリアルポート接続時の不具合を修正
- DTファイル変換機能の不具合を修正
[ サンプルのご紹介 ]
- [SimpleTest]
LEシリーズと接続し、基本機能の動作を確認するためのサンプルです。
- [RUNandDUMP]
測定プログラムに最低限必要な一連の動作を用意したサンプルです。ご自身の測定/検査用プログラムの雛形としてもお使いいただけます。
LEシリーズとの接続 → 本体設定の変更 → 一定時間の測定開始・終了 → ユーザー定義書式でのファイル出力 → ファイル名の自動変更
- [RealTimePlot]
ユーザー定義の出力により外部プログラムと連動させるデモサンプルです。ユーザー定義形式で毎秒ダンプされるSD/RDの測定バイト数をグラフ作成アプリケーション gnuplot を用いてリアルタイムに更新される通信量グラフの形で表示します。 [LE8200_emu_sample] [LEX500_emu_sample]
パソコンの画面上でアナライザーの本体画面を確認しながらキー操作をエミュレーションできるGUIのサンプルです。実機を操作する感覚でリモート操作が可能です。
- [DTFileRead]
DTファイル形式で保存した測定データを可読な形式に変換して表示するサンプルです。
適合機種
LE-8200A / LE-8200
LE-3500R / LE-2500R / LE-1500R
LE-3500 / LE-2500 / LE-1500
LE-7200 / LE-3200 / LE-2200 / LE-1200
LE-200PR / LE-200PS / LE-150PR / LE-150PS
ダウンロード
最新のライブラリは、LINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。
お問い合わせ先
本社、技術開発部 TEL：075-693-0161 FAX：075-693-0163以上