2013年 4月 1日
RS-232C/422/485対応の調歩同期通信専用プロトコルアナライザー「LE-1500」を商品化
(株)ラインアイは、50bpsから500Kbpsまでの任意通信速度のRS-232CとRS-422/485を測定できる低価格の調歩同期通信専用プロトコルアナライザー LE-1500 を開発、4月より発売を開始いたします。
[ 概要 ]
利用頻度の高いRS-232CやRS-485の調歩同期通信を手軽に観測・テストできる電池駆動で低価格の通信アナライザーが求められていました。
このたび、(株)ラインアイでは、調歩同期(非同期)通信の解析に特化したことで、RS-232CやRS-422/RS-485のラインモニター機能やシミュレーション機能やBERT(ビット・エラー・レイト・テスト)機能など、本格的な通信計測機能をフル搭載しながら、低価格を実現した通信プロトコルアナライザー LE-1500 を商品化いたしました。LE-1500は任意の通信速度対応やロジアナ機能、オートセーブ機能など、同社の上位モデルに搭載されている多くの機能を標準装備しており、オプションのPCリンクソフトLE-PC300Gを使用すれば、パソコンと連携したリモート計測も可能です。通信専門の技術者でなくても簡単に操作でき、充電池内蔵のためAC電源の取りにくい現場での利用にも安心です。持ち運びに便利なキャリングバックも付属していますので、テスト現場への出張作業が多くなるメンテナンス業務にも最適な通信ラインモニターです。
[ 特徴 ]
- 有効数字4桁の任意の通信速度で、最高500Kbpsまでの計測が可能
- RS-232C/422/485 を標準装備、オプション追加で基板上のUART通信やカレントループ通信にも対応
- CFカードに計測データを長時間連続記録できるオートセーブ機能を搭載
- ロジアナ機能やRS-232C信号電圧測定機能をサポート
- 測定データのテキスト変換ソフトなどラインアイホームページから無償ダウンロード可能
- A5サイズ、760gと小型軽量で、2時間半の充電で約8時間の電池駆動が可能
[ 主な仕様 ]
計測インターフェース | RS-232C/RS-422/RS-485 (標準装備) TTL通信、カレントループ通信 (オプションの追加で対応可) |
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対応プロトコル | 調歩同期、非同期PPP (ビット送出順序、ビット極性 指定可) |
キャプチャーメモリー容量 | 2.4MB *オプションのCFカードに計測データを連続自動記録可能 |
通信速度 | 50bps〜500Kbps 送受信別々に有効数字4桁で任意設定可能 |
オンラインモニター機能 | 回線に影響を与えず通信ログを連続記録しながらLCDにリアルタイム表示 |
時間測定 | アイドルタイム : OFF, 100m秒, 10m秒, 1m秒 を選択可 タイムスタンプ : OFF, [日・時・分], [時・分・秒], [分・秒・10m秒] を選択可 |
トリガー機能 | 通信エラー、通信データ、信号線論理、タイマー/カウンタ値、アイドルタイム値などを 条件として、測定停止やタイマー/カウンタ制御や条件の有効化などの動作を指定可 |
検索機能 | 指定した通信エラー、通信データ列、タイムスタンプ値などを検索、頭出・計数表示 |
シミュレーション機能 | マニュアルモード、フローモード、エコーモード |
BERT機能 | ITU-T勧告G.821に準拠する回線エラー率測定 |
その他測定機能 | オートセーブ機能、ロジアナ機能、RS-232C信号電圧測定機能など |
メモリーカード対応 | 最大8Gバイトの専用CFカードに対応、設定条件や計測データを保存可能 |
電 源 | ニッケル水素電池(フル充電後、約8時間使用可) DC9V ワイド入力ACアダプタ付属 |
外形寸法・質量 | 210(W)×154(D)×38(H)mm、約760g |
付属品 | DSUB25ピン用モニターケーブル、外部信号入出力ケーブル、AUX ケーブル、 ACアダプタ、キャリングバック、ユーティリティCD、取扱説明書、保証書 |
[ 標準価格 ]
\150,000 (税抜)
[ 出荷開始 ]
2013年 4月 8日
[ お問い合わせ ]
本社、営業部
TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163 E-Mail: こちら
以上