2011年11月15日
小型軽量の通信プロトコルアナライザー「 LE-200PS 」「 LE-150PS 」を開発
(株)ラインアイは、単体で通信データロガーとしても利用できるPC接続型の低価格プロトコルアナライザー「 LE-200PS 」「 LE-150PS 」を開発、11月より発売いたしました。
< LE-200PS > |
< LE-150PS > |
[ 発売の背景と商品概要 ]
普段の開発ではパソコン(以下、PC)の機能を最大限に活用できるPC接続型プロトコルアナライザーとして利用でき、現場に長期間設置するときにはPCなしでも動作可能な低価格の製品が求められていました。
このたび、(株)ラインアイは、SDカードに通信データを長時間連続して記録できる通信データロガー機能を搭載したRS-232C/ RS-422/ RS-485対応の通信プロトコルアナライザー LE-200PSと LE-150PS を発売いたしました。LE-200PSは調歩同期通信からHDLCまで測定可能なマルチプロトコル対応モデル、LE-150PSは調歩同期通信専用の低価格の普及モデルです。両モデル共に、USB経由でPCと接続した状態では、ラインアイ独自の任意通信スピード対応のオンラインモニター機能とシミュレーション機能を装備した高性能プロトコルアナライザーとなり、PCと接続しない単独動作状態では、通信データをSDカードへ連続記録できる通信データロガーとして動作します。電源投入時自動測定や内蔵RTCによる特定時刻スケジュール測定機能、35mmDINレール対応など、現場に設置して長期間無人で通信ログを記録する用途にも最適な製品です。
[ 特徴 ]
- PC接続型プロトコルアナライザーとPCレスで現場設置可能な通信データロガーの2ウェイ動作
- 電源投入時自動測定、特定時刻スケジュール測定、自動電源オフなどで無人計測に最適
- 外部信号出力端子とユーザー定義LEDを制御できる強力なトリガー機能
- 登録した文字列を簡単な操作で送信できるシミュレーション機能をサポート
- 大容量コンデンサを内蔵しており、1秒程度の瞬時停電なら継続動作が可能
- 35mmDINレール取り付けにも対応できる手のひらサイズの小型筐体
[ 主な仕様 ]
モデル | LE-200PS | LE-150PS |
---|---|---|
計測インターフェース | 標準:RS-232C /RS-422 /RS-485 拡張:TTL(別売りOP-5M必要) | |
対応プロトコル | 調歩同期(非同期), 非同期PPP, SYNC/BSC,HDLC/SDLC/X.25 |
調歩同期(非同期), 非同期PPP |
測定可能な通信速度 | 50bps〜1Mbps (任意) | 50bps〜500Kbps (任意) |
記録容量 | PC接続時:HDDに最大8Gバイト、単独動作時:本体のSDカード容量分 | |
主な機能 | モニター機能、 シミュレーション機能 | |
電源 | USBバスパワーまたは、外部DC電源(DC8〜26.4V)、ACアダプタ | |
本体 外形寸法・質量 | 86(W)×130(D)×30(H) mm 約220g | |
付属PCソフト動作環境 | OS:Windows® XP/Vista/7 パソコン:PC/AT互換機 | |
付属品 | PCソフト,ミニUSBケーブル,DSUB25ピン用モニターケーブル, 外部信号入出力ケーブル,2ギガバイトSDカード |
[ お問い合わせ ]
本社、営業部
TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163 E-Mail: こちら
以上