2006年10月20日
CAN/LIN測定データのPCビューワ ソフト 「 LE-PC7FX 」を発売開始
(株)ラインアイは、同社プロトコルアナライザのオプションCAN/LIN通信拡張セットOP-SB7F/OP-SB7FXで測定したデータをパソコン画面で表示できるPCビューワ ソフト 「 LE-PC7FX 」を開発し、11月より販売開始致します。[商品の概要]
従来の同社プロトコルアナライザ用のPCリンクソフトLE-PC300Fは、パソコンとリアルタイムに計測データをリンクするソフトという制約のため、高速なCAN通信を計測するためのオプション拡張セットOP-SB7F/OP-SB7FX と併用することができませんでした。今回開発したPCビューワ ソフト LE-PC7FXは、OP-SB7FやOP-SB7FXで測定記録したCANやLINのモニターデータをパソコンに取り込み、パソコン上で表示や検索やテキスト変換することができるWindows版パソコンソフトです。通信速度の制約のためOP-SB7F/OP-SB7FXで測定中のデータをリアルタイムに取り込むことはできませんが、測定完了後にAUXポート(シリアル)やメモリーカード経由でパソコンに取り込み活用できます。また、キーエミュレーション機能による遠隔操作もサポートしています。[特 徴]
- 見易い大画面表示
測定したデータフレームをパソコンの画面に複数行表示することで、より見やすくし、データの解析を効率化することができます。また、検索機能により大量のデータから特定条件のデータを簡単に見つけることができます。 - キーエミュレーション機能
アナライザの画面と操作方法をパソコン上で再現し、直接操作する感覚で遠隔操作が可能です。また、アナライザの画面をビットマップ形式で保存することができます。 - 簡単操作のテキスト変換
保存した計測データファイルを1ファイル毎に、または複数ファイル一括して簡単にテキスト変換できます。
[主な仕様]
対象アナライザ | LE-7200、LE-3200、LE-2200と、OP-SB7F、またはOP-SB7FXとの組合せ | |
接続方式 | シリアル接続、LAN接続(LAN-シリアル変換器SI-60サポート) | |
キーエミュレーション機能 | PC上でアナライザを直接操作する感覚で遠隔操作、表示画面のビットマップ形式保存 | |
表示 | CAN/LINフレーム表示(タイムスタンプ、SynchBreak(*1)、SynchField(*1)、ID、 TYPE、DLC、DATA0-7、Checksum(*1)、STATUS、EXT INレベル(*2)、トリガ) |
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検索機能 | 検索条件と一致するデータを表示、または計数可能 | |
検索条件 | トリガーの一致フレーム、エラー(BREAK、SYNC、PARITY、CHECKSUM、FRAMING)、指定ID(ドントケア指定可)、特定文字列(最大8文字、ドントケア、ビットマスク指定可)、指定タイムスタンプ(ドントケア指定可)、外部入出力レベル一致 | |
テキスト変換機能 | 指定の記録ファイルを一括してテキスト形式のファイルに変換可能 | |
動作環境 | PC | PC/AT互換機(DOS/V機) |
OS | 日本語版および英語版Windows 98/98SE/Me/2000/XP (Internet Explorer 4.01以上が必要) |
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商品構成 | CD(ソフト)1枚、取扱説明書1部、お客様登録カード1枚 |
[標準価格]
¥21,000 (税込)[技術的なお問合せ先]
本社、技術開発部 吉田 誠伸TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163
Email: こちら
以上