BACK NUMBER / 更新履歴

お客様各位
2006年3月23日
株式会社ラインアイ

LAN経由の遠隔計測に対応した低価格通信プロトコルアナライザ「 LE-150L 」を商品化


(株)ラインアイは、イーサネットLAN経由でパソコンと接続して使用する調歩同期通信専用の低価格プロトコルアナライザ 「 LE−150L 」を開発、4月より出荷を開始いたします。
[ 発売の背景と商品概要 ]

離れた場所に設置された機器の通信データをネットワーク経由で簡単に測定できる低価格のプロトコルアナライザが求められていました。
このたび、(株)ラインアイは、イーサネットLAN経由でパソコン(以下、PC)と接続して使用する低価格プロトコルアナライザ LE−150Lを発売いたします。LE−150Lは、小型軽量の計測部と、PC上で計測データを表示するWindows用ソフトで構成され、低価格ながら調歩同期通信に特化した本格的な計測機能を装備した通信計測器です。最高250Kbpsの任意の通信スピード対応したオンラインモニター、シーケンシャルトリガー、時間計測などの通信解析機能を装備しており、計測データはLAN経由でPCに転送され、PCのハードディスクに長時間連続して記録されます。また、1台のPCに複数のアナライザを接続して、複数回線のデータを同時に計測することも可能です。

標準でRS−232C/422/485に対応でき、小型軽量なため、通信システム機器の開発・評価用としてだけでなく、ネットワーク性能を生かした通信障害の遠隔監視用としても最適な製品です。
[ 特  徴 ]
  1. 最大250Kbpsまでの任意の通信スピード(有効数字4桁)を測定可能
  2. 標準でRS−232C/422/485に対応、別売りオプション品の追加で、TTLレベル通信にも対応
  3. 稀にしか発生しない通信障害の解析に最適なPCのハードディスクへの連続リピート記録機能
  4. エラーデータを挿入したテストデータを登録し、ワンタッチで送受信できる簡易シミュレーション機能
  5. ネットワーク経由で1台のPCに複数のアナライザを接続して同時計測が可能
  6. 将来の機能拡張に柔軟に対応できるFPGA構造
  7. 丈夫で設置場所を取らない手帳サイズの軽量アルミ筺体を採用
[ 主な仕様 ]
モデル LE−150L
PC接続 イーサネット 10/100Base-TX
計測インターフェース 標準:RS−232C/422/485  *別売りOP-5M使用:TTL
対応プロトコル 調歩同期、非同期PPP (ビット送出順序、ビット極性 指定可)
記録容量 パソコンHDD:最大8Gバイト(1Mバイト単位で指定可)
最高通信速度 250Kbps  ( 50bps〜250Kbpsまでの任意速度を設定可)
時間測定 アイドルタイム:最小1m秒   タイムスタンプ:日時分/時分秒/分秒10m秒選択可
トリガー機能 通信エラー、通信データ列、信号線論理、タイマー/カウンタ値、アイドルタイム値などを条件として、測定停止やタイマー/カウンタ制御や条件の有効化などの動作を指定可
検索機能 指定した通信エラー、通信データ列、タイムスタンプ値などを検索頭出し表示可
シミュレーション機能 事前登録した16種類の送信データ列をワンタッチで送信可
変換保存 測定データをテキスト形式またはCSV形式に変換して保存可
電源 DC9V 付属ACアダプタ(入力100〜240VAC)
本体 外形寸法・重量 90(W)×145(D)×25(H) mm  約200g
動作環境 OS:Windows 98SE/Me/NT/2000/Xp   パソコン:PC/AT互換機
標準構成品 通信アナライザ本体、解析ソフトCD、LANケーブル、DUB25ピン用モニターケーブル、ワイド入力ACアダプタ、取扱説明書、保証書
[ 標 準 価 格 ]

¥126,000  (税込み) 

[ 出 荷 開 始 ]

2006年 4月 20日 

[ お問合せ先 ]
本社、技術開発部 久保田 または 俣木   TEL:075-693-0161  FAX:075-693-0163
以上