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お客様各位
2005年5月2日
株式会社ラインアイ
調歩同期通信専用の低価格・電池駆動のプロトコルアナライザ 「 LE−1200 」を開発・商品化
(株)ラインアイは、最高250Kbpsの任意の通信速度で計測できるRS-232C/422/485標準対応の調歩同期(非同期)通信専用プロトコルアナライザ「 LE−1200 」を開発、5月より発売を開始いたします。
 
 [ 発売の背景と商品概要 ]
 RS-232Cだけでなく、RS-422/485の通信解析にも標準で対応できる小型・軽量・低価格の通信プロトコルアナライザが求められていました。
このたび、(株)ラインアイでは、250Kbpsまでの調歩同期(非同期)通信の解析機能だけに特化したことで、シミュレーション機能やBERT(ビット・エラー・レイト・テスト)機能など、本格的な計測機能を搭載しながら、低価格を実現した通信プロトコルアナライザ LE−1200 を開発、商品化いたしました。任意の通信速度の対象回線をモニター解析でき、ロジアナ機能やオートセーブ機能など、同社の上位モデルにも搭載されている多くの機能を標準装備しています。オプションのPCリンクソフトを使用すれば、パソコン上でのデータ解析やパソコンHDDへのデータ連続記録など、パソコンと連携した計測を実現できます。通信専門技術者でなくても簡単に操作でき、充電池内蔵のため電源の取りにくい現場でも安心です。キャリングバックも付属していますので、テスト現場への出張作業が多くなるメンテナンス業務に最適です。
 
 [ 特 徴 ]
1.
有効数字4桁の任意の通信速度で、最高250Kbpsまでの計測が可能
 
2.
RS-232C/422/485 を標準装備、オプション追加で3V/5V系TTL通信やカレントループに対応可
 
3.
簡易シミュレーション機能やBERT(ビット・エラー・レイト・テスト)機能を標準装備
 
4.
インターネットで利用される非同期PPP通信を翻訳表示可能
 
5.
512MBの専用CFカードに計測データを長時間連続記録できるオートセーブ機能を搭載
 
6.
ビット単位のタイミング解析に有効な最高50nS分解能の簡易ロジアナ機能
 
7.
オプションのPCリンクソフトで、パソコンとの連携した計測機能を実現
 
8.
環境にやさしいニッケル水素電池を内蔵、2時間半の充電で8時間の電池駆動
 
9.
B5サイズ、940gと小型軽量で、持ち運びに便利なキャリングバックを標準添付
 
 [ 主な仕様 ]
計測インターフェース RS−232C/422/485 (標準装備)
3V/5V系TTL通信、カレントループ通信 (オプションの追加で対応可)
キャプチャーメモリー容量 1.2MB  *オプションのCFカードに計測データを連続自動記録可能
最高通信速度 250Kbps(半二重/全二重)  ( 50bps〜250Kbpsの任意速度を設定可)
対応プロトコル 調歩同期、非同期PPP (ビット送出順序、ビット極性 指定可)
時間測定 アイドルタイム:OFF,100m秒,10m秒,1m秒 を選択可
タイムスタンプ:OFF,[日・時・分],[時・分・秒],[分・秒・10m秒] を選択可
ロジアナ機能 最高20MHzサンプリングの簡易ロジアナ機能を標準装備
トリガー機能 通信エラー、通信データ、信号線論理、タイマー/カウンタ値、アイドルタイム値などを条件として、測定停止やタイマー/カウンタ制御や条件の有効化などの動作を指定可
検索機能 指定した通信エラー、通信データ列、タイムスタンプ値などを検索、頭出・計数表示
シミュレーション機能 マニュアルモード、フローモード、エコーモード
BERT機能 ITU-T勧告G.821に準拠する回線エラー率測定
メモリーカード対応 最大512Mバイトの専用CFカードに対応、設定条件や計測データを保存可能
電 源 ニッケル水素電池(フル充電後8時間使用可) DC9V ワイド入力ACアダプタ付属
外形寸法 ・ 重量 240(W)×180(D)×39(H)mm、約940g
 
 [ 標 準 価 格 ]
  ¥157,500 (税込み)
 
 [ お問い合わせ先 ]
  本社、開発部    久保田 康之         〒601-8468 京都市南区唐橋西平垣町39-1 丸福ビル 5F
 

 
       ホームページ:  https://www.lineeye.co.jp                 E−mail:   こちら
(株)ラインアイは、2000年10月にセキスイ電子(株)から電子機器事業を継承した会社です。