Wiresharkでパケットキャプチャを行い、ProfiSharkのハードウェアタイムスタンプを利用するにはどうしたらよいですか?
WiresharkからProfiSharkをネットワークインターフェースとしてとしてキャプチャを行なう場合(ライブキャプチャ)、ProfiSharkのハードウェアタイムスタンプを利用するには、ProfiShark Managerでの設定と、ProfiShark用のWiresharkプラグインが必要です。
- ProfiSharkの設定:
ProfiShark本体をパソコンにUSB接続します。
ProfiShark Managerを起動して、「Features」タブで、「Enable timestamps in live capture」にチェックを入れ、「Save」をクリックします。ProfiShark Managerは閉じても開いたままでも大丈夫です。
- Wiresharkの設定:
製品付属のUSBメモリー(Profitap社の提供するパッケージ)に収録されている dissector(プラグインのファイル)が必要です。Wiresharkのバージョンおよび32bit/64bitに適合する dissector (profishark.dll)を使ってください。Windows 64bitの場合は、パッケージの「amd64」フォルダにある profishark.dll を使ってください。
profishark.dll を Wireshark のプラグインフォルダに入れます。(バージョンによっては Wireshark\plugins\3.0\epan などサブフォルダになります)
Wireshark を起動し、編集 -> 設定 -> Protocols -> ProfiShark -> Decode timestamps for から使用中の機種を選択しておきます。
- Wiresharkによる測定:
WiresharkでネットワークインターフェースとしてProfiSharkを選択して、パケットキャプチャを行ないます。インターフェースが分かりにくい場合は、OSでネットワークの名称などから確認してください
- Wireshark上の表示:
Wireshark のパケット一覧のTime列、および翻訳表示のProfiSharkツリーにProfiSharkが生成したハードウェアタイムスタンプが表示されます。翻訳表示の内容は、パケットのデータ部に付加情報として記録されています。