仕様的にはSI-20USB/SI-35USB(-2)は300bps〜3Mbps、SI-55USBは300bps〜1Mbpsに対応ですが通信条件の設定はお使いになられるアプリケーションによります。
アプリケーション側で設定が可能な場合でも例えば781.25kbpsでは若干誤差が出るかと思われます。
SI-55USB/SI-35USB(-2)/SI-20USBはFTDIのチップを搭載しております関係上、実際の内部のアルゴリズムなどは不明ですがFTDIより公開されている資料よりますと

ボーレート生成は3MHzからDivisorとして
Divisor＝n+0, 0.125, 0.25, 0.375, 0.5, 0.625, 0.75, 0.875により計算され
(n:2から16384までの整数)
(sub-integer prescalers:0.125, 0.25, 0.375, 0.5, 0.625, 0.75, 0.875)

3,000,000 / 781250=3.84

最も近い値が利用されている場合
Divisor = 3.875で計算しますと
774193.5483870968bps

誤差はおよそ7056(0.9%)と計算上ではなります。

なお、上記のボーレート生成の式で導かれる値の他、チップとしては2000000bpsと3000000bpsの速度にも対応します。
ただし、SIシリーズの通信速度上限は機種によって異なりますのでご注意下さい。