調歩同期式(ASYNC)通信のモニターデータにタイムスタンプがほとんど表示されません。
タイムスタンプはフレームごとに記録される仕様です。調歩同期式(ASYNC)の通信では、フレームの区切り方が通信仕様によりまちまちであるため、アナライザーは SD、RD それぞれに一定時間以上のアイドル状態があった場合にフレームを区切る仕様としています。そのため、アイドル状態がこの時間に満たない通信では、モニターデータにタイムスタンプが記録されません。
旧モデルでは、フレームを区切る判定時間は100m秒固定でしたが、新しいモデルは最小1m秒から可変で設定でき、さらに、フレームが特定の文字で終了する場合は、その文字コードをフレーム終了文字として設定することができるようになっています。