通信条件によって異なってきますが、基本的な考え方は以下の通りです。調歩同期(ASYNC)の場合、通信速度の16倍でサンプリングを行います。スタートビットの立下りを検出した時点から8個目をビットの中心として以降16個毎に各ビットをサンプリングします。誤差範囲はこのサンプリングタイミングが本来のビットとずれない範囲(半ビット以内)となります。

例）
計10ビット[スタートビット(1)+キャラクタビット(7)+パリティビット(1)+ストップビット(1)]の場合、誤差範囲は、±0.5/10=±5%となります。実際には、通信距離やドライバ、レシーバの性能によりさらに小さくなります。