■ RS-232C
RS-232Cとは
Recommended Standard - 232Cの略で、DTE(Data
Terminal Equipment データ端末装置)とDCE(Date Circuit terminating Equipment
データ回線終端装置)を結ぶ
シリアルインターフェースです。
CCITTのV.24(機械的特性)、V.28(電気的特性)の勧告に基づき、
EIA(Electronic
Industries Association 米国電子工業会)が規定しました。インターフェースの回路機能とそれぞれに対応するコネクタピンの割り当てが定義されています。接続ケーブルの最大長は約15m(50feet)で、最大伝送速度は20kbpsと規定されていますが、実際には、より高速な通信にも使用されています。非常に多種多様な機器が対応しており、様々な分野で使用されています。
RS-232Cを使った、
シリアルデータ通信には、
SYNC/
ASYNC/
HDLC等の方式があります。
[ RS-232C インターフェース ] |
[ RS-232C 信号波形例 ] |
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RS-232Cでは25ピンが定義(一部のピンは未割り当て)されていますが、全てのピンを使用する事は少ないため9ピンのものなど様々なコネクタが存在します。また、コネクタのオス、メスも存在します。ケーブルはDTEとDCEを結ぶときはストレートのものを、DTEとDTEを結ぶ際には一般にクロスケーブルを使用します。