2016年7月15日更新
SI-60 / SI-65 本体への電源供給に関するお詫びとお願い
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、インターフェースコンバータ SI-60 / SI-65 の一部生産ロットにおきまして、DC10V以上の外部電源から継続して供給し続けると、電源ICが故障する可能性があることが判明いたしました。
つきましては、問題の詳細および対応につきまして、下記の通りご案内いたします。
2016年7月15日追記
現在出荷している SI-60 / SI-65 は、すべて対策が施されておりますので、問題はございません。
この問題の原因は、本来より耐圧が低い電源ICが搭載されていたことにあります。ただし、その後弊社で検証を行なったところ、問題の電源ICが搭載されている製品に電源電圧DC12Vを供給しても故障とはならず、DC14Vまでは正常動作できることが確認されました。
また、この問題の対象製品において、電源電圧DC10V〜12Vを供給したために故障したという事例は確認されておりません。(他の外部的な原因による故障の事例はございます)
いずれにせよ、対象製品に電源電圧DC10V以上を供給する場合、電源ICの定格上の電圧入力範囲を超えることにはなりますので、修理対応をさせて頂きます。ご不明な点がございましたら弊社までお問い合わせ下さい。
1.対象製品
SI-60(および SI-60-NS、SI-60-E ) | 2015年2月以降出荷分(シリアル番号: 68501023V 〜 68604017V, 68604099V, 68604100V, 68605089V, 68605090V) |
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SI-65(および SI-65-NS、SI-65-E ) | 2015年1月以降出荷分(シリアル番号: 69412054V 〜 69605108V, 69605199V, 69605200V) |
シリアル番号の確認方法:
- 本体裏面の定格ラベル、または、保証書および化粧箱ラベルにシリアル番号の記載がございます。
2.問題の内容
SI-60 / SI-65 は、通常、付属ACアダプタで動作させますが、ACアダプタを使用したくない場合を想定して、DSUBコネクタの9ピン(SI-60)または端子台の6ピン(SI-65)からDC5V〜12V(DC5〜9V推奨)を直接給電できる仕様となっています。
本来であれば、外部電源からDC10V以上を給電して動作する必要がありますが、対象ロットの製品は、本来より耐圧が低い電源ICが搭載されているため、DC10V以上の電源から給電し続けると、電源ICが故障する可能性があります。特に、周囲温度が高い場合に問題が発生しやすくなります。
なお、製品付属のACアダプタ(出力DC6V)、弊社のオプションACアダプタ(出力DC6VまたはDC9V)および、DC10V未満の外部電源を使用される場合は問題ございません。
3.お願い
対象製品を使用するときは、弊社製ACアダプタ(出力DC6VまたはDC9V)またはDC5V〜9Vの外部電源でご利用いただきますようお願いいたします。
DC10V以上の外部電源を使用されている可能性がある場合は、電源電圧をご確認の上、弊社営業部にご連絡をお願いいたします。電源IC部品の交換などの対応をさせていただきます。4.連絡先
株式会社ラインアイ 本社、営業部 TEL:075-693-0161 FAX:075-693-0163 E-Mail: こちら