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2010年 4月 8日

LE-8200ファームウェアバージョンアップ(Version 1.07)のご案内

(株)ラインアイは、BERTでのエラー検出時に外部機器に通知する機能の追加や新オプションOP-SB85Lの対応などを行ったプロトコルアナライザー LE-8200用の新ファームウェア(V1.07)を 4月 8日よりLINEEYEのホームページで公開致します。
誠にお手数をお掛け致しますが、新オプションOP-SB85Lをご利用になる際は、必ず新ファームウェア(V1.07)へのバージョンアップをお願い致します。

バージョンアップの概要

  1. BERT(ビット・エラー・レイト・テスト)機能の強化 
    計測開始後、エラービット検出時点で外部トリガー出力をアクティブにして、外部の機器にエラーを通知する機能を追加しました。
    アクティブ出力はテスト終了時点(リピートモードの場合は各回の終了時点)で元に戻ります。

  2. 低電圧対応の新オプション OP-SB85L に対応
    OP-SB85Lで追加された測定条件の設定項をインターフェース設定画面に追加しました。

    [新しいインターフェース設定画面]




    ファームウェア(V1.07) ファームウェア(V1.06)以前
    「Level」項の選択肢
    5.0V、3.3V、2.5V、1.8V
    「Level」項の選択肢
    5.0V、3.3V、No pull-up
    「Output」項の選択肢
    Pull-up、No pull-up、CMOS
    設定項なし
    ※:ファームウェア(V1.07)で従来のオプション OP-SB85 を使用する時は、2.5V、1.8V および CMOS の設定は無効となります。

  3. その他の改良および不具合の修正
    • I2C のマスターシミュレーション時の速度に、50Kbps、200Kbps、417Kbps を追加。
    • SPI のスレーブシミュレーション時に最終ビットが不完全になることがある不具合を修正。
    • SPI のスレーブシミュレーションのリピート送信の開始をCSの立ち下がりからに変更。
    • 処理能力を超える過剰な計測データを受信した時の対策を強化。
    • FLOW シミュレーションのSend(送信側)モードの不具合を修正。
    • CF カードへのアクセス処理を高速化。
    • オープニング画面でのセルフチェック機能を強化。
    • フォームウェアローダーのマイナーバグを修正。
バージョン履歴

バージョンアップの方法

新ファームウェア一式はLINEEYEのホームページから無償でダウンロードできます。アナライザーの付属CDにあるLE8FIRM.TXTの手順に従って、ダウンロードした新ファームウェアをアナライザーに転送してください。

お問い合わせ先

本社、技術開発部 久保田 または 俣木   TEL:075-693-0161  FAX:075-693-0163
以上
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