ファームウェア V10 (2012/03/22)のご案内

LANIOシリーズのLA-5P-P/ LA-5R/ LA-5T2S-P/ LA-5T2S には、XPortと連携して動作するマイコンが内蔵されています。ここに公開中のファームウェア V10 は、LA-5P-P 内のマイコン用の最新ファームウェアです。LA-5P-P のファームウェアをファームウェア V10に更新することで、入出力延長機能の機能追加やバグ修正などを行なうことができます。

1. ファームウェア V10 バージョン情報

• LA-5P-P の入出力延長機能に定期通知モードを追加

  従来の入出力延長機能は、入力が変化した時のみ LA-5P-P から入力状態を通知するLANパケットが送信されていました。定期通知モードを利用すると、入力変化がない場合でも、指定した周期（10秒、30秒、60秒、180秒）で入力状態を通知するLANパケットを送信することができます。そのため、出力側LANIO の電源だけが OFFになり、その間の入力変化のLANパケットが届かなくても、出力側LANIO　が起動後、次の入力変化を待たずに、入力状態を出力側に反映させることができます。

  ※ 工場出荷状態では定期通知モードはOFF（周期転送なし）です。
  モードをONにするには、LA-5P-P設定ソフトでの初期設定が必要です。

  ［LA-5P-P の入出力延長機能］

  LA-5P-P のロータリーディップスイッチを"F" に設定することで、LA-5P-P が入力状態を通知するLANパケットを自立的に送信する機能です。出力側に LA-5R、LA-5T2S、LA-5T2S-P のいずれかを使用することで、パソコンを使用せず LANケーブルを介した入出力の延長を行なうことができます。

• LA-5P-P のバグを修正

  電源投入後、稀に入出力延長機能の入力状態通知パケットが送信されなくなる不具合を修正しました。下記に該当するLA-5P-P を入出力延長機能でご利用のお客様は、たいへんお手数をお掛けしますが、ファームウェア V10 へのバージョンアップをお願い致します。

  該当品の出荷時期	：	2011年12月上旬 〜 2012年3月上旬
  該当品シリアルナンバー	：	57110001A 〜 57112020A
  該当品ファームウェア	：	V8　（ ファームウェア更新方法はこちら ）

  ※ 設置済み等の理由で、該当品が確認できない場合は、弊社営業部までお問合せください。

2. ファームウェアの更新方法

ダウンロードしたバージョンアップ用ファイルを適当なフォルダに解凍し、その中にある『LANIO_ファームウェアアップデートの方法.pdf』ファイルをご覧ください。

3. お問合せ先

本社、営業部　　　TEL：075-693-0161　　FAX：075-693-0163